ぎょーむ日誌 2000-06-05
2000 年 06 月 05 日 (月)
- 0615 起床.
晴れ.
ラジオの天気報道によると,
昨日の空気が異様にさわやかであったのは,
6 月の東京としては観測史上最低の
湿度を記録したため,
と判明.
札幌の乾いた空気を愛する私は,
あるいは東京も意外とジメジメしてないじゃなない,
と感動していたのに
……
これからは蒸し暑くなるそうだ.
とほほ.
- 0730 自宅発.
37 リットルザックに書類と本を詰め込んで運ぶ.
重さ 15 Kg ぐらいか.
上下の荷重配分が悪いのでけっこうつらい.
0752 東京モノレイル流通センター発.
0810 研究所着.
- 誰も来てないので鍵が閉まっている.
また 1 階まで降りて暗証番号式のキイボックスを開き,
4 階まで戻って開錠し,
さらに鍵を返して
……
- 今日は午後から健康診断とやらに行かないといけないなあ.
ああ,
やだやだ.
- わーん,
お弁当忘れてしまったー
……
せっかく作ったのに
(というほどの手間は
まったくかけていないのだが).
腐敗してなければ
晩飯のときに食べよう.
しかし,
関東のことだから
きっとカビまみれになってるに違いない.
- Mule のバッファーのフォントを変更したい,
という簡単なことで悪戦苦闘する.
内田さんの机に移った <蒼龍> の
emacs-20.6 の設定やったときには,
たしか ~/.Xdefaults の emacs*font でよかったはず.
しかしながら mule でそれをやると,
menu bar のフォントだけが変わるのである.
ネット上でいろいろと調べてみると,
~/.Xdefaults に
例えば以下のように書き足してみればよさそう,
とわかった.
! for menu bar
mule*font: a12
! for buffer
mule*FontSetList: 14
mule*FontSet-14: -*-fixed-medium-r-*--14-*-iso8859-1
- まだ続く雑用書類書き.
今日は静かだ.
人があまり来てないせいだろう.
ここは冷房がかなりきつく効いているんで,
夏でも長袖が必要だ.
- 静かだ
と思ったら急にうるさくなってくる.
地球変動研究所における
最重要課題のひとつは
この狭いフロアーにおける区画割りと
誰がそこを使うか?
という問題であるらしい,
とわかってくる.
不本意な場所に座らされる
(コケンにかかわるよーだ)
おぢさん
(あるいはおぢいさん) と
「いや,
それは申し訳ないと思ってるんですけど」
と
その配置を押しつけようとするおぢさんの間で
深刻な調子の
早口の激論が交わされる.
- つまらんコトなんだけど,
pdf ファイルの印刷出力でまたうまくいかなくなる.
Linux 用 Acrobat Reader に postscript 変換させても
ダメということはわかってきたので,
pdf2ps (ghostscript のオマケツールだろう)
で変換してみる
……
だめだ,
うまくいかん.
Postscript プリンターに渡してもダメみたいだ.
紙サイズを Letter だと勘違いしてるのか?
- 銀行に住所変更だすのは面倒だなあ
……
と
先のばしにしてるんだが
……
お,
東京三菱銀行は
web page
から住所変更できるのか.
これは便利便利とフォームに入力してみたら,
書類を現在住所に送ってくれるだけらしいんで,
ちょっとがっかり.
北洋銀行のほうはダメすぎて話にならん.
いまどき
こんな銀行ペイジ
があってよいのか?
札幌出る前に口座を解約すべきであった.
- 1245 健康診断のため研究所発.
健康診断か.
だんだん家畜化されていくなあ.
- ついでに雑用を片付ける.
東京モノレイル浜松町駅にて,
生まれて初めて定期券なるもの買う.
流通センターと浜松町の間 1 ヵ月ぶん 10300 円.
一瞬で発券されたので驚いた.
- 1258 シーバンスのとなりの東芝ビルの 4 F にある
小さな医院で健康診断.
この東芝ビルというのはやたらとバカでかくて,
しかも一階のエレヴェイターホールには
10 人ぐらいの警備員がつっ立ってるようなトコロだ.
- 身長 177.1 cm.
体重 71.6 Kg.
視力左右ともに 1.5.
血圧 120-80 mmHg
(これって高めじゃないか?).
胸部 X 線検査・尿検査・内科検診
いずれも異常なし.
1325 おしまい.
ふう.
- シーバンスの事務に寄って
雑務に関する疑問点をいくつか確認.
住友浜松町ビルに戻る途中で昼飯を調達する.
1350 研究所着.
- いつまでも仕事を怠けるわけにもいかんので,
そろそろ星崎さんから依頼されてる仕事を片付けよう
と画策するも
……
うーん.
- 甲山さんが
先週とは似て非なる問題について
あれこれと書いたメイルをくれたんで,
「いったいこりゃあ何のことだ」
と憶測しながら返事を作成してみる.
われながらよくわらかんと思いつつ送信.
- おっと,
すでに 1800.
撤退撤退.
と思ったら浜松町駅の本屋 dan に
またトラップされてしまった.
STL の解説本はほとんど知ってるつもりだったけど,
また二冊発見.
なかなか良さそう.
明日の昼にでも買いに来ようかな.
1845 同発.
1915 帰宅.
- 北大の牧さんの傑作
「カペラ引退か」.
涙と爆笑なしには
これを読むことできない
……
あたかも誇張と紋切り型だけで構成されているような
(emulated) 東スポ文体の行間からにじみ出る
貧しくもココロ美しき大学院生の愛車への忠誠を!
- 一念発起して 6 帖間の整理整頓.
まず冬物衣類を押入れに押入れ,
本はとりあえずそのまま手近な本棚に突っ込んでいく.
空いた段ボール箱は折り畳む.
山道具もとりあえず箱に入れて押入れに.
すると
……
おお,
6 帖のうち 5 帖まではモノがおかれていない状況に!
感動のあまり掃除機をかける.
今晩からは布団をひける.
- 明日以降の飯の準備をする.
今日の夕方 dan で買っちゃった
「金融工学の挑戦」
(今野浩,中公新書,700 円)
のところどころを読んでみる.
いや,
まあ,
金融バクチには興味ないんですけど,
この著者の前著
「カーマーカー特許とソフトウェア」
(やはり中公新書)
がなかなか面白かったんで,
ついつい買ってしまいました.
- 今日の食卓
- 朝 (0650):
昨晩の味噌汁の残り,
タマネギ・コマツナ・エノキダケの炒めもの.
- 昼 (1410):
お弁当忘れたので,
大門交差点の Sunks で買った
キーマカレーパン (100 円) と
チーズパン (100 円).
- 晩 (1930):
さて,
自宅に放置されてた弁当を食わねばならない.
味噌汁が少し残っていたんで,
弁当の中身をすべてその鍋にあけ,
ぐつぐつと茹でてから
はふはふと食べた.
ふと
「これは何という食い物だろう」
と
箸が止まった.