ぎょーむ日誌 2000-06-02
2000 年 06 月 02 日 (金)
- 0610 起床.
曇り.
寝たのは 2330 ごろだったか.
- 久しぶりに体重測る.
う,
71.6 Kg.
やはり不摂生な生活のせいか.
いやいや,
単なる食べすぎと運動不足だな.
まずは 70 Kg 台脱出を目指そう.
- 0735 自宅発.
やはり,
室内より外のほうがずっと涼しい.
20 分ほどかけてモノレイル駅まで歩く.
環七に沿って.
自動車がびゅんびゅん通ってるようなところなんだけど,
道沿いに多少は樹木が植えられているのが救いか.
0755 東京モノレイル流通センター発.
今朝もがら空き.
0810 研究所着.
- ふつー,
交通機関を利用して
朝の東京都心に向かうのは
苦行のひとつ,
と考えられている.
ラッシュだとか渋滞とか
(ラジオの交通情報で
「◯◯では△キロの渋滞」
というのを聞いて仰天した).
しかしながら,
東京モノレイルで
大田区から浜松町に向かうのはそれほど苦痛ではない.
- 空いてる:
モノレイルで通勤通学しようという
酔狂なヒトはほとんどいない.
にもかかわらず,
数分おきにモノレイルはやってくる.
なぜか?
浜松町に着くと答えがわかる.
つまり羽田空港にむかう人が
たくさんいるので便数を
多くしなければならない.
私などはいわばその恩恵に
あずかってるのである.
都心に流れ込む交通網の中で,
「都心 → 外」
に比べて
「外 → 都心」
の方が
断然空いている経路は
東京モノレイルぐらいではないか?
- めんどくさくない:
上述のように頻繁に来る.
乗り換え不要.
待ち時間なし.
すると
体感速度的には「速い」と感じる.
- 楽しい:
乗ったことある人はわかると思うけど,
運河の上空 10 m ぐらいに
くねくねと三次元的に敷設された軌道を
東京モノレイルは走る.
水と緑を俯瞰する車窓の景色もよく,
なんとも非日常的なカンジだ.
- 欠点:
唯一の欠点と思われるのは
「地震に弱そう」
ということ.
「震度 6 ぐらいで橋梁が倒壊
……
いやその前に車体が運河に転落しそう」
という不安にかられる.
- 北大の宮本さんから trendy-ml に web から加入する
cgi がちゃんと動いていない,
と報告して下さったので,
さっそく修理にかかる.
調べてみるとメイルの流し込みが /usr/lib/sendmail
になっていた.
正しくは /usr/sbin/sendmail.
lib のほうはいつ削除したんだっけ?
sbin のほうもそこに sendmail があるわけではなく,
これは qmail の sendmail イミュレイターへの
シンボリックリンクにすぎないのだが.
- 0900 になってもあまり人が来ないので安心する.
研究者はもちろん,
事務の人も来ていない
(その後,
0930 ぐらいまでには事務の人は出そろうよーだ,
とわかった).
時間にいいかげんなところで,
ホッする.
- シーバンスの SE の人に RAS
(Window$-NT 管理してるらしい PPP server)
の申請を行う.
コールバックも頼もうかと 思ったんだけど
(すると電話代も無料になる),
自宅からしか PPP 接続できなくなるので,
やめ.
えーと
接続先の電話番号は 03-5765-7864.
あとパスワードが必要なわけだ.
- 地環研ネットワーク委員会のメイリングリスト
(こっそりと加入し続けるつもり)
によると,
北大側でも接続不良については認識しており,
地環研の計算機網担当の先生は
大型計算機センターに新規導入された
switching hub が怪しいとニラんでるようだ.
つまり DDoS 攻撃ではない,
ということか?
- ここの地球変動研究所 (住友浜松町ビル)
というのはワンフロアー半分の巨大な部屋に
研究者と事務官のスペイスが同居してるところだ.
私のすぐとなりは
まさに行政官僚そのもののおじさんたちが
たむろしている区画である.
今日もらった座席表によると
「地◯シミュレータ研◯開発センター」
というところのようだ.
ヒト・モノ・カネを上下左右に動かすことに
(ま,
誰かがこういう仕事やらにゃあならんわけだから,
べつにけなしてるわけではないんだけど)
人生の喜びを見出している,
自分のことを辣腕だと信じて疑わない,
野心あふるる
血圧高そうな人々が蠕動しているのである.
その特徴を観察してみると
……
- やたらと電話をかけ声高にしゃべる.
- とくにポストと備品をめぐって
(なぜかある種の怒りを感じさせる口調で)
熱心に話し込む.
というか,
べらべらとまくしたてずにはいられない.
誰それは誰それよりウエだのシタだの.
- 出入りの業者にエラソーにする.
昨日は某「国民機」メイカーの営業担当要員
とおぼしき気の毒な人物に
「ところでアンタの会社に
N◯C ソリューションって部門が
できたみたいだけど,
ソリューションって何なのよ?」
と詰問してるのには笑わしてもらった.
内容はどうでもよいんだが
(もはや勝手にしてくれ),
すげー
うるさい.
- そして官僚のおじさんたちは
となりの区画で
「ぎょーむ日誌」
とか書いてる変なやつがいて,
話が全部つつぬけになってるとは夢にも考えていまい
(何しろ自分自身に
せいいっぱい夢中なヒトたちだ).
「業務上知り得た秘密を外にもらした」
カドでクビにするんなら,
いつでもどーぞ.
- ああ,
私も阿呆なことばかり書いてないで,
さっさと
事務仕事かたづけてしまわなくては.
- 1140 書類をひととおり書いてシーバンスのほうに
社内メイルというやつで送る.
ハンコ押しまくり.
- 最寄りのネットワークプリンターの IP アドレスが
わからんかったので
(ほかのプリンターはテプラで書いて貼ってあるんだが),
となりの区画の伍 (Wu) さんに教えてもらう.
Canon LBP910 について Canon の web page で
調べると LIPS4 プリンターと判明.
例によって printtool で設定すると,
あっさりと印刷可能になった.
めでたしめでたし.
- 昼飯食いながら,
カラーレーザープリンターのほうも設定を試みるんだけど,
こちらのほうは今のところうまくいかない.
モノクロ出力は得られるんだけど.
- 昼飯のあとシーバンスの SE の人と
(bash 入れろとか
fire-wall の外 → 内に ssh を通せとか)
メイルでやりあうが,
当方の全面敗北.
さーて,
どうしようかな.
- 雑用書類書きは続く.
雑用メイルも山ほどくる.
1550 ひととおり終わり.
- イギリスから帰ってきて時差にやられている甲山さんから,
かなりあちらの世界にいってる計算問題メイルが
送られて来る.
まあ,
多少勉強にはなるが.
古きよき Mathematica ふうに書くと,
Ei( z ) = Integrate[ Exp[ -t ] / t, { t, z, Infinity } ]
とか.
- 松田先生から
電話番号教えろというメイル来る.
すぐに返事のメイル書いたけど,
その後は連絡途絶える.
何なんだ.
- ここの領域の研究員の名簿とやらが
M$-E*cel と M$-Word で送られて来て気絶しそうになる.
mswordview をつかうと Word のほうは見える
E*cel のほうは同じ内容の英語版のようだ.
xlHtml というのをコンパイルしようとしたんだけど,
make で止まる.
今回は wvWare だけを新しく更新した.
- おっと今日もすでに 1830.
さっさと帰ろう
(さっさと帰りすぎて,
今日も「不在」に直すの忘れてた).
- 東京モノレイル浜松町で
……
「あ,本屋だ」
と何気なくとびこむと
……
「ワンフロアーでは東京一の広さ」
を誇る Book Store ``dan'' でした.
私は誘蛾灯にとびこんだ昆虫のように
トラップされてしまったのでした.
なんかすごい本の量だ.
しかも店内の本棚をずいぶんと無駄に使っている.
「フェア」とやらで
ひとつの本棚に同じ書物を詰め込んでみるとか.
理学書の揃えも
(ずいぶんと広いと感じた)
北大生協書籍部に匹敵する.
計算機関連だとそれを上回る.
「あ,
東京に来てしまった」
と初めて実感.
- 1920 東京モノレイル浜松町発.
1930 流通センター着.
近道しようとして変なところに迷いこむ.
「誰か助けてー」
と思いながら歩いてると,
いつの間にか美原通りこと旧東海道へ.
1950 帰宅.
なんだ結局 20 分ぐらいで着いたじゃないか.
- 晩飯の米を研いで,
炊飯開始.
その間にむかいのマルエツに食糧その他の買いだし.
こまごまとしたものをあれこれと買ってしまう.
奇跡のごとく
ぴったり 5000 円.
と思ったらタワシを買うのを忘れていて,
またレジの前で行列に並ぶ間抜けなワタシ.
- 帰ったら飯が炊けていた.
晩飯.
一息つく.
- RAS 経由の接続を試してみる.
単に PPxP の設定を書き換えるだけなのだが.
あっさりとうまくいく.
これはいきなり fire-wall の内側につなぐので,
当然ながらメイルもとることできる.
コールバック用のアカウントもとろうかなあ,
などとセコいことも考える.
- と思ったら 2220 の接続は失敗.
つながってから 5 秒後に切断される.
さすがは
M$-Window$-NT.
すばらしい安定性です.
- 今日の食卓
- 朝 (0710):
一昨日の味噌汁はまだ残っている.
ニラとシイタケのドウバンジャン炒めを
また作る.
ドウバンジャンがどかっと入って
かなり辛くなった.
- 昼 (1230):
お弁当.
朝のニラシイタケの残り.
口がひりひりするほど辛い.
- 晩 (2040):
朝の残り.
ミニ春巻 3 本が 80 円で売ってたので,
何となく買ってしまった.
「ああ,
よけーなものを」
と思いつつ全部食べてしまった.