ぎょーむ日誌 2000-05-02
2000 年 05 月 02 日 (火)
- 0500 ごろ寝た.
0930 起床.
晴れ.
自分では早起きのつもり.
眠い.
- 1040 自宅発.
1110 研究室着.
- 牧さん が Perl で use POSIX; して
C の標準関数を呼び出すワザを
修得して活用しておられるんで,
とても感銘うけるも
……
その目的が
……
「ArcSin 変換」
え?
「重回帰するためです」
ぢうかいき??
- 重回帰とか分散分析という単語は
私を逆上させるのである.
まずは
2 月に作った多パラメーター汎用最尤推定プログラム
mlfitting の押しつけて,
その使い方を説明する.
- とりかかりとして線形モデル
(つまりぢうかいきと等価な最尤推定モデル) から
始められたんだけど
……
「ミズナラは明るいところが苦手」
という
画期的すぎる大発見につながり,
絶望の悲鳴あがる.
さすがは正規分布にコジつけちゃう
線形モデルですよ.
ひひひ
(←ひどく利己的な笑ひ).
- 甲山さんが Pasoh のデーター解析
(約 800 樹種,40 万本)
すべくプログラミングされてるようなんだけど
……
「FutureBasic って G3-PowerBook でも遅いね」
……
ひゅーちゃーべいしっく?
- またキレそうになったので,
MacPerl を押しつけることにする.
Perl は freeware として配付されている
プログラミング言語であり,
MacPerl も当然ながら無料である.
大学とかそこらへんの ftp site に落っこちているのを
拾ってくればよい.
- じつは私も
Macintosh 用の Perl を
実際の仕事にはほとんど使ったことなかったんだけど,
まあ気にしないで動かしてみると
……
いやあ,
簡単ですねえ.
Mac でこんなに簡単にプログラムが作れていいの?
というぐらい安直.
Macintosh のテキストエディター
(SimpleText とか) で
さらさらとコーディングして,
MacPerl に放りこむと何の問題もなく動作するので
感心させられた.
Maciontsh で研究に使える実用的な
プログラミング言語は
やはり MacPerl をおいて他ない,
と実感.
- 驚くべきはその実行速度である.
クロック数 200 MHz 級の G3-PowerBook で
「40 万行のデーターファイル (毎木調査結果)
を読みこみ,
それに対していくつもの指標を計算して,
800 行ほどに結果をまとめて出力」
という作業は 30 秒程度で片付けてしまうのである.
有料製品であるFutureBasic だと
数時間はかかりそうな処理なのに.
そして,
やはり有料製品である
Code Warrior なんかで C++ 書いたりするより
ずっと簡単です.
- かかるデーター処理用のプログラムを甲山さんの
目の前で組みあげていきながら,
hash・リスト・my 局所変数・ファイルハンドル
……
といった Perl 的な概念を説明していく.
実際の解析処理に即してこれらを説明したんで,
すぐにプログラムの独自改造に応用されている.
うーむ,
こちらもなかなかスゴい.
甲山さんは
「C++ あるいは Perl のプログラムの書ける
生態学者の中では世界最高齢者」
というタイトルを保持するようになったんじゃ
なかろーか.
- 浦口さんが樹木の和名から学名略号に変換する
プログラムを書こうとしておられるんで,
以前に小川群落保護林用に作った Perl スクリプトを
差し上げてみたんだけど
……
いつものことながら,
浦口さんには私のへっぽこコーディングの問題点を
次々と指摘されてしまい,
恐縮する.
- ……
と今日は人の仕事を
かき乱すようなことばかりやっていたため,
自分の仕事は一歩もすすまず,
こなすべき多量の雑用は片付かないまま
連休後半に突入しつつあり,
ああ一体どうなるんだろうと嘆息してしまう.
- 不規則な生活がもたらす「時差ボケ」に耐え切れず,
2020 研究室発.
2140 帰宅.
- 晩飯食うととても眠くなったので
「今日は早寝して明日は早起きしよう」
と思って 2300 ごろに床に就いたんだけど,
0200 ごろに目が覚めて眠れなくなってしまう.
いくらなんでも早起きすぎやしないか.
- うう,
眠れん.
- 今日の食卓
- 朝 (0950):
昨日の晩の残りの野菜炒め.
- 昼 (1330):
麦飯だけの弁当を
お茶部屋にあったキノコ佃煮で食う.
- 晩 (2200):
なんか料理する気力がないので,
バゲットをかじる.
ゴーダチーズ 40g (100 円).