ぎょーむ日誌 2000-04-12
2000 年 04 月 12 日 (水)
- 0800 起床.
曇り.
少し雪がちらつく.
- 1130 自宅発.
いろいろと買物など.
1230 研究室着.
- 英和活用大辞典の CD-ROM (研究社,EPWING 版) を
買って来た.
これは甲山さんに
「Linux で使える活用辞典はないだろう」
と挑発されたためである.
早速 <蒼龍> のハードディスクに
辞書本体などをコピーしてみる.
当然ながら Linux 用の検索ソフトウェアは
ついていないので,
自分で何とかしなければならない.
- とりあえず,
いつものごとく xdic で検索を試みる.
見出し語を見つけだし,
その意味を表示するところまではできるんだけど,
いかんせんキモたる用例文が表示されない.
辞書データーの階層構造と関係ありそうだと
見当ついたけど,
ともかく使えないとわかった.
- ネット上で情報をあさる.
lookup 系というか,
(emacs からアクセスすることの多い)
major な辞書検索エンジンも
この呪われた英和大活用辞典には通用しないと判明.
- 「ちょっとクセがあって使いにくんだが……」
なる評価を与えられていた,
R. 田中二郎氏の cdrom2 ならば
この辞書に通用するらしい
という情報を得る.
- インチキくさいなあと思いつつ,
さっそくダウンロード
(cdrom2.c というファイル一個だけ)
してコンパイル.
うーむ,
たしかに面倒だ.
検索の第一段階では,
見出し語を与えるとそのアクセスキーが判明する.
そして第二段階では,
アクセスキーを与えるとその用例文集が表示される.
- そこで
この cdrom2 の wrapper を Perl で書いてみる.
すなわち
「見出し語を与えるとその用例文集が表示される」
ようにしたい.
- プログラミング自体は簡単なんだけど,
最後に sed を呼び出して < ではじまり > で
終わるフレイズを削除するやり方でひっかかる.
いつの間にか正規表現に詳しくなっている
浦口さんに ``sed s/<.*>//g'' で
よい,
と教えていただく.
さすが浦口さんですよ.
- かくして,
ハードディスク上の英和活用大辞典は
自在に検索できるようになった.
- 「Mac ではハードディスク上に
データーをコピーできないんだけど」
とか言ってる甲山さんの PowerMac9600
(このマシンはかとー大先生によって
LinuxPPC 化されてる)
に
辞書データー
(これは私のものではなく以前に甲山さんが買ったもの)
を置き,
さきほどの cdrom2 と自作 wrapper を導入する.
もちろん問題なく検索できるようになる.
この自在さこそが Unix 系 OS です.
- なんか面倒そうな Pasoh のデーター解析に
私も巻き込まれつつある.
- 2000 研究室発.
2050 帰宅.
- 今日の食卓
- 朝 (0830): 昨日のキャベツ味噌汁の残り.
- 昼 (1520): お茶部屋の冷蔵庫で
(私が買ったものではない)
トマトが部分的にカビていたので,
これを使うことにする.
カビてる部分を除いて
ピーマンとともに細かくきり,
フライパンで炒める.
お茶部屋にいた大学院生から
「あ,油多い」
「調味料入れすぎ」
といった教育的指導うける.
- 晩 (2230): 朝と同じ.