ぎょーむ日誌 2000-03-18
2000 年 03 月 18 日 (土)
- 1040 起床.
うう眠い.
曇り.
郵便配達員にたたき起こされた.
- 遅い朝飯食いながら,
推定プログラムを手直ししたり,
試験運転を続行する.
うん,
尤度関数を直すことで
収束までに要する時間が格段に短縮された.
- 1330 自宅発.
途中で野菜など買う.
1402 JR 琴似駅発.
1430 研究室着
- 浦口さんから
「尤度比検定のプログラムがヘン」
とのクレイム.
ええええええ,
と焦りつつ
調べてみると浦口さんにお渡ししてたのは,
古いヴァージョンであること判明.
陳謝して新しいほうを使ってもらう.
冷汗.
- メイル連絡いろいろ.
その片手間に
<蒼龍> に尤度関数直したプログラムを入れて
推定試験をやり直してみる.
- あ,また雪.
と外を眺めつつ昼飯を夕方に食う.
- LaTeX を使って OHP 用原稿作り.
東大の油谷さんという人が作った
ohp.sty という LaTeX のマクロを利用する.
便利だけど
なかなか変な挙動も.
- POV-Ray だの Tpng だの自作の xpm 生成スクリプトだの
によって作られた
さまざまな画像の切れっ端は最終的には
eps に変換されて LaTeX ファイルに取り込まれて行く.
- 正直に申し上げて,
LaTeX で OHP 原稿の用意するのは
ちょっと面倒ではある.
しかしながら,
結局 Macintosh なんかを使った場合でも
画像の規格を変換してそろえていくのは
神経つかうもんだ.
うん.
少なくとも
Linux 上で作業していると
「絵が崩れ」たりはしない.
これはとても心がおちつくことだ.
- とはいえ,
しばらく Tpng なんぞを使っていなかったので,
Tpng の魔女
(尊称 ``wizard'' の女性形のつもりです)
である牧さんにこつを教えていただく.
- ImageMagick の convert コマンドに依存した
作業が続く.
ホント,
これなかったら何もできんな.
シェルのコマンドラインから
``convert foo.jpg bar.png''
(foo.jpg という JPEG 画像ファイルを
bar.png という PNG 画像ファイルに変換せよ)
といったカンジで
どんどん画像の規格の変更を指示できるのである.
いやいや,
画像の規格を変えるだけでない.
便利なオプション指定することで
あらゆる変換が可能なのである.
ホンの一例をあげると
……
- convert -geometry 500% -filter box a.xpm b.png :
5 倍に拡大.
拡大フィルターは箱型.
- convert -crop 0x0 c.png d.eps :
周りの空白を削除.
- convert -rotate 90 e.eps f.png :
90 度回転
- convert -colors 8 g.png h.jpg :
色を 8 色に制限.
などなど
……
とにかく,
使い切れないほど多くの
オプションが
いくつでも同時に指定できるのである.
しかも動作は速い.
- 作業を続けながらも,
また
闇ネット経由で <蒼龍> を動かす.
2 時間ほどかかる面倒な計算をやらせてみる.
500 MHz Pentium III ふたつが全力運転.
この間に,
いったい何億個の「樹冠」が
生成されては消えていったのか.
- 上の莫大な計算から
これまでに得られた結果の robustness を
確認する.
よーし.
尤度関数を改良すると
ばらつきも小さくなっている.
- 2130 研究室発.
あ,
雨かな.
2141 JR 札幌駅発.
いや,
雪になった.
2240 帰宅.
- 晩飯食って一息つく.
- 作業は続く.
- 生態学会大会まであと 5 日.
- 今日の食卓
- 朝 (1140):
昨日のハクサイの味噌汁に
豆腐とシイタケを追加.
- 昼 (1600):
春菊の雑炊.
春菊は一束 50 円で売られていたもの.
その半分を使う.
まず春菊を軽く茹でておく.
かつおでだしをひき
家から持って来た飯と春菊を入れる.
味つけは塩と醤油.
- 晩 (2330):
朝の味噌汁の残り.