ぎょーむ日誌 2000-03-14
2000 年 03 月 14 日 (火)
- 1100 起床.
晴れ.
今朝寝たのは 0500 ごろだったなあ.
しかし 6 時間ぐらいは寝ないと
バグ取りで壊れた脳内配線が
修復しないような気がする.
と,
てきとーな理屈をつけたりするので
生活時間がずれていくのである.
- 今日もまず自宅で仕事に取り組んでみる.
結論を出すのに必要な計算と出力を
モジュールを作っては
組みたててうちに気になったのだが
……
C++ の
Standard Template Library (STL) の
``両頭待ち行列''
なる和名有する
<deque>
ってバグが多すぎるような気がする.
<vector> より <deque>
のほうが便利そうだから,
ついつい使ってしまう.
しかし,
まったく趣旨不明の
変なコンパイルエラーが良く出る.
そして
自分の C++ コードをよくよく見直してみると,
じつはたいていの処理は <vector>
で差し支えないと判明する.
この
<vector> は
完璧と言えるほどにバグがない
(コンパイルエラーが出ない).
ということで,
<deque> を <vector> に置き換えていく.
ああ,
こうやって
<deque> はますます使われなくなるので
バグは放置されたままとなり,
一方で
<vector> のほうは
磨きがかかっていくのでは
なかろーか.
- 1440 中核推定プログラムにやらせるべきことは
すべてやらせて,
かつ
それを出力させる部分が完成.
まだ統計的な解析ほどこしてない
「生出力」
の段階だけど,
まことに面白い.
ちょっと興奮させられる.
こんなにうまくいくとは.
いやいや,
浮かれてはいかん.
まだまだバグがひそんでいるかもしれん.
よーし,
まとめの Perl スクリプトは研究室に行って書こう.
重要なファイルを tgz で固めて電話回線経由で
研究室の闇ルーター <鳳翔> に送り込む.
- 1510 自宅発.
1530 JR 琴似駅発.
札幌駅直行の快速
<いしかりライナー>.
途中の桑園に止まらないので 4 分ほどで
札幌駅につく.
普通だと 7 分ぐらいかかるだろうか.
1540 研究室着.
- 1630 ごろ,
お茶部屋で昼飯
(すでに夕方なんだが)
作ったり食ったりしながら,
いろいろな人と雑談を楽しむ.
あ,
すでにのんびりモードに入ってるな.
ちょっとそれは早すぎるぞ.
- 今回の推定から得られた結果をまとめる前に,
共同研究者に説明するための
web page を作って,
これまでの経過を簡単に説明する.
けっこう時間かかる.
ああ,
Netscape Navigator のスタイルシート解析エンジンって
どうして
こう
いつもいつも莫迦なんだろ.
少なくとも Linux 版はバグまみれだ.
- どうにかこうにか途中経過を web page にまとめたので,
<鳳翔> にアップロードする.
関係者の皆様にメイルを送り,
そのペイジを検分していただくようお願いする.
- 一段落ついたので帰宅することに.
2245 研究室発.
2256 JR 札幌駅発.
さすがに
駅の階段かけあがっても
息切れするほどには
まだ老化してはいないのだけど,
かけこんだ車内で一息ついたときに
ちょっと立ちくらみを覚えることがある.
うーむ
……
脳内の酸素が一瞬欠乏してそうなっているのかなあ.
ふだん無酸素運動やっていないから,
体内の酸素配分機構がこういった状況に
対応できなくなっているんだろーか.
2340 帰宅.
あああ,
2400 まで開いてる
「本の店・岩本」の琴似店に
寄り道してしまった.
逃避.
いかんいかん.
まだ
逃げてはだめだ.
- 中核推定プログラムは
およそ 4 MB に達する
テキストファイルを産み落とす.
行数にして 16 万.
とは言え,
べつにどうということのない量だし
データー構造も比較的単純だ.
これを
Perl スクリプトで
ねちねちと料理してみる.
夜は更けていく.
- 生態学会大会まであと 9 日.
- 今日の食卓
- 朝 (1130):
昨日の朝のハクサイ・シイタケ
の炒めものの残り.
- 昼 (1630):
キムチとゴマのスパゲッティー.
お茶部屋料理.
大学院生作の利他的なキムチを
また利用させていただく.
ごちそうさまでした.
- 晩 (0030):
ハクサイ・豆腐の
味噌汁.
モヤシ・ニラ・シイタケの
中華ふう炒めもの.
味噌汁のだしは煮干と昆布.
もう煮干が切れてしまった.
後者の炒めものって
なかなかよい
組み合わせを実現してると思う.
あ,
シイタケばかり食っているのは
15 個 198 円で安売りしていたので,
ついつい買ってしまったからである.
しかしシイタケって
値段のわりには
意外と味わい深いものですよね.
煮てよし,
炒めてもよし.