ぎょーむ日誌 2000-03-10
2000 年 03 月 10 日 (金)
- 0820 起床.
晴れ.
うーん,
4 時間ぐらいは寝たかな.
- ふたたび自宅籠城プログラミング.
局所的な最適化と大域的な最適化の
つじつまあわせのやりかたを
抜本的に変えてみる.
いまごろこんな方針変更して大丈夫か.
- プログラミングは比較的順調.
しかし,
昨日と同じで,
順調だからといって
速く進んでいるというわけではない,
というのが悲しむべきところだ.
- 1450 自宅発.
1514 地下鉄琴似駅発.
大通りで降りて,
明日は苫小牧で開催される研究会に参加するので,
その費用を調達する.
1540 研究室着.
- STL (libstdc++-2.10.0-ek ) のヘッダーファイル
/usr/include/g++-3/stl_deque.h にバグがあるみたい.
コンテナーのサイズを int 型と比較する,
というありがちなやつなんだが
……
直しても大丈夫だろうか,
とおびえつつ,
1051 行目と 1406 行目に int のキャストをつけてみる.
少なくともコンパイラーにぎゃあぎゃあとケチを
つけられなくはなった.
- 調査にいった浦口さんたちがなかなか帰ってこないので,
みんな心配してお茶部屋に集まる.
ちょうどそのとき (1900 ごろ),
無事に帰って来る.
「帰りの道が混んでました」
- さて,
問題のプログラムは動作を記述するコードの量的には
すでに 90 % 以上完成しているんだが
……
いかんせん,
こちらがねらったとおりに動いてくれない.
まぁ,
単純なミスがいろいろ残されているようなので,
まずはそれを直して,
と.
ここからがホントにたいへんなのかもしれない.
単純ミスを根絶するのにどれだけの時間がかかるか.
根絶したあとに,
ちゃんと動作するのか.
- いやはや
冗談ではなく,
つまらん単純ミスがいっぱいあるなあ.
- 「ほぼうまく行ってるように見える」
こともある
……
いやいや条件を変えてみると,
とたんに挙動がおかしくなることもある.
懐疑をつづける気力は
いつまで維持できるか.
- 明日・明後日は苫小牧で進化植物学研究会というのに
参加する.
あーあーあー,
参加を申し込んだ時点ではここまで
追い詰められるとは思っていなかなった.
どうして,
いつもいつもこう読みが甘いんだろう.
- 終わり無きバグとりは続く.
2320 ごろ,
ついに思いあまって 3 階から 7 階までかけあがり,
今回の進化植物学研究会の幹事の下野さんに
泣きつく.
「あのう,
いまから参加キャンセルというのは,
あの,
やはりかなりダメというカンジでしょうか
……」.
利他的な下野さんにお許しをいただく.
- 2340 研究室発.
清野さんとともに JR 札幌駅発の終電をねらう.
清野さんの予測によると今日は混んでるとのこと.
金曜日の夜だから.
なるほど,
たしかに混んでる.
しかし手稲・小樽方面行きの終電は
なぜか空いていた.
千歳方面は乗車率が異様に高くなるそーだ.
2358 JR 札幌駅発.
琴似までの電車の壁にもたれながら,
頭の中で
三次元ヴェクトルを組み合わせたり
ヒネったり
回したりしてみる.
「明日までに間に合わせなければ」
というプレッシャーから解放されて
脱力状態にある.
こういうときには
あっさりとよい考えが得られることが多い.
そして今回も,
桑園すぎたあたりで
自分のおかした失策に気づく.
あんなバカな計算やってから,
あんなヘンな結果になるはずだ.
ああ,
三次元三次元.
汝,
人をまどわし
けして
征服されざる.
0030 帰宅.
- お茶飲んで一息ついて,
さっそくプログラムを修正.
おお,
ようやく想定したのに近い結果が出始めた.
せめてこの段階に 40 時間いや 30 時間前に
到達できていれば.
現在時刻は 0200.
- さらに結果を改良する方法を思いついたので,
それを組み込んでみる.
よーし.
これでほぼ最初の構想は実現しつつある.
待て待て.
間違いがあってはいけない
……
- 生態学会大会まであと 13 日.
- 今日の食卓
- 朝 (0845):
昨夜の残りの麻婆豆腐.
またスパゲッティーを茹でる.
- 昼 (1400):
よくわからない味噌汁.
具といっていいのかどうか,
中に入ってたのはダシがら.
すなわちコンブ・シイタケ・煮干.
シイタケは干したのをもどしたものです.
これではあまりなので,
エノキダケ追加してみました.
われながら変なもの食っているなあ.
- 晩 (1910):
お茶部屋でレトルトカレー食う.
飯は昨日もってきた残り.
0.5 合くらい.
今日は朝から晩まで
変なものばかり食っているな.