ぎょーむ日誌 2000-02-19
2000 年 02 月 19 日 (土)
- 0630 起床.
晴れ.
よーし.
今日の春香山 (はるかやま) は楽しくなりそう.
- 0715 自宅発.
0741 JR 琴似駅発.
0755 研究室着.
今日のメンバーである,
かとーさん・西村さん・牧さん・浦口さんが
揃う.
- 0950 研究室発.
かとーさんと牧さんの車に分乗.
JR 銭函 (ぜにばこ) 駅近くの
セヴンイレヴンで昼食用のパンや
スポーツドリンクなど買う.
- 1110 登高開始.
除雪されているところまで
桂岡町奥の林道が
車で進み,
スキーにシールを装着して登山道へ.
たくさんの先行者が
すでにトレイルをつけてくれている.
スキーをはくとそういうトレイル上では
まったく「いぼ」らない.
「いぼる」とは足 (ひどいときには全身) が
雪中に埋まること.
- 山スキー専用のプラスティクブーツはまことに
堅牢である.
つまり硬くて重くて歩くのにはあまり適さない.
- まわりの樹木を見上げてるうちにコケてしまった.
さっそく「いっそのこと埋めてしまえ」と
周りの人々が.
- 1250 570m 地点.
雪に埋まっている林道の終点.
平らな尾根.
東が開けており
石狩湾をのぞむ.
- 1345 銀嶺荘.
冬も営業している山小屋.
内部は立派らしい.
頂上までの標高差あと 200 m.
ここから急登始まる.
どうも靴のしめつけがきつくて
足に力が入らない.
ゆっくり登ることに.
- 1425 山頂着.
標高 904m.
天気快晴.
札幌市街までよく見える.
私以外はひとつの缶ビールを少しずつ
回し飲みに.
遠くに手稲山のけったいなアンテナ群が.
- 1445 下山開始.
山頂直下の急斜面.
雪が硬ければ絶対に滑べれないような場所だけど,
今は新雪が積もっているので
かなり減速される.
しかし
スキーが完全に埋没してしまうような状況で
どうやって制動してよいのか見当もつかない.
けっこうな頻度でコケる.
新雪の急斜面で立ち上がるのはたいへんだ.
時間もかかる.
銀嶺荘近付くと
急斜面の下に平らな場所の
組み合わせが現れるようになり,
何度か思い切って直滑降してみる.
雪の中にザンゴウが切られる.
- 銀嶺荘より下は
登山道ぞいのトレイルを滑べるんだが,
今日はこれが一番難しかった.
等高線に平行に道が引かれている箇所が多い.
そのような場所では
油断してると最急降方向に滑べりおちそうになる.
しかもトレイル細くて思うようにうごけない.
しかし,
私以外はさっさと下ってしまったので,
うーむ
何か魔法を習得せねばならぬのだろう.
- 1610 林道末端である標高 570m 地点.
ここまで
(私だけが)
下るのに時間がかけているので,
大学院生一名が督戦隊として後ろに付くことに.
林道上半は雪のかたさが一様ではなく,
なかなか滑べりにくい.
しかし
ぐずぐずしていると,
うしろの
督戦隊がスキーやガンダムの歌を歌いだすので,
それから逃れるために
一生懸命下降する.
なぜこのような罰を受けねばならぬのだろう.
神よ.
もし,
そう問うことが許されているのならば.
- 下りはスキー靴をかために締めてみたんだけど,
足がしびれそうになった
(帰ってしらべるとスネが擦りむけていた).
ゲレンデではかちかちにしても問題なかったんだが.
どうも山ではかなり締めつけを
かなりゆるくしなければならないみたいだ.
本日の戦訓でした.
- 1710 ちょうど日の入りの時刻に,
車を駐車したところまでたどり着いた.
全員無事に下山.
なかなか大変だったけど,
楽しいスキー登山でした.
頭がリセットされたカンジ.
- 1820 研究室に戻る.
さすがに皆さん疲れておられるよーだ.
- 「いやー,もう筋肉痛になってるなー.
若さを誇示してるわけではありませんが」
「私も若さを誇示するわけではありませんが,
すでに筋肉痛です」
「……
『若い人ほど早く筋肉痛になる』
ってのは迷信のようね,
久保さんがそう言うんなら」
- 1920 研究室発.
1940 JR 札幌駅発.
札幌フードセンター琴似店で
野菜など買う.
2015 帰宅.
- 2215 風呂に入ってのんびりと
SoftwareDesign の古雑誌など読む.
これも今日研究室から持ち帰って来たうちの
一冊だ.
- 熱めの風呂に入ると疲れが取れたようなカンジ.
「ぎょーむ日誌」など書いてるうちに
眠くなるだろう.
- 今日の食卓
- 朝 (0635):
昨日の味噌汁の残り.
- 昼 (1425):
春香山頂上でリンゴジャムの
のったパン (130 円).
餡パン (100 円) は 570m 地点の
休憩のときに食ってしまった.
- 晩 (2050):
朝の味噌汁の残りに
ネギ・シイタケ・油揚げを
追加して晩飯とした.
だし昆布が一日つかったままであった
ためか,
具を追加したおかげか,
定かならぬけれど
なんかコクが増したような.