ぎょーむ日誌 2000-01-25
2000 年 01 月 25 日 (火)
- 0330 なんとなく起床.
2 時間ほど眠れたか.
おなか減ったので朝飯食ってみる.
まだ0530.
血が消化器に動いたすきに,
もう一度寝てみようと努力する.
- 1130 起床.
晴れ.
よく眠れたけど,
起床時間はどんどん chaotic になっていくなぁ.
そのおかげか風邪などはほとんど治った
というカンジだが
(夕方になってみないとわからんが).
- 近頃よく眠れないのは寒いせいか,
とも考えてみる.
主観的には,
今回の冬はものすごく寒い.
- 思えば昨年同時期は,
体重が今より 10 Kg ほど重く,
生体防寒材ならびに
栄養貯蔵組織には不足を感じなかった.
飲まなくなってからの時間経過も短かったので,
肝臓なども大きいままだったに違いない.
この複雑きわまりない化学プラントは
グリコーゲンを生成しては貯め込むばかりでなく,
内臓中最大の質量をもつ器官として,
化学反応に伴う莫大な熱量をもって
「体を内側から温める」機能も付与されている.
そしていまや,
重厚だった対寒装甲も
潤沢な予備燃料も
肥大した発熱機関も
(そして体重落ちれば基礎代謝量も)
何もかもが
みすぼらしいほどに減少してしまった!!
- ともあれ機会あれば,
追加の掛け布団買うようにしてみよう.
- 1300 自宅発.
快晴.
いろいろと買い物.
ミカンなども買ってしまう.
1342 JR 琴似駅発.
JR 札幌駅前の北洋銀行にちょいと寄る.
つぎに大学正門前の
PC 工房
でノートPC 用 2.5 inch ハードディスク
(容量 2.1GB) 買う.
14K 円.
これは公費
(ひかえいひかえい,
かのノートPC には
なんと備品番号シールが貼ってあるのですぞ
……
ただし九大の).
1420 研究室着.
銀行とPC 工房で待たされたので
えらく時間がかかったなぁ.
- さっそく甲山さんにとっつかまった.
なんでも
簡単な動態シミュレイションで確認したところ,
ちょっとでもランダムネスが入ると
自己相関が極めて見えにくくなる,
という結果が得られたそうだ
(自己相関の入れ方にはいろいろありそうだが).
うーむ,
すばやい.
- 1500 から「D論本審の練習」なるものをやるそーだ.
それまでに
件のノートPC に新しいドライヴを組み込み,
Linux のインストール準備をやっておく.
今回は
完全なセクターチェックやりながら
ハードディスクの
フォーマットしなければならないので
多少は時間かかるだろう.
1500 直前にVineLinux インストーラーに
必要な設定をほどこし,
あとの作業はそいつにおまかせしてしまう.
- なぜか1530 になってから
白木さんの本審の練習.
予備審のときとはスライドかなり変更されてる.
私は
「そこ算術平均じゃなくて幾何平均とらなきゃ
ダメじゃないですか」
などと
例によって細かいこと言ってみる.
たぶん主査も副査もそんなことに
まったく気づかないんだろうが
(生態学者というのは何でもいいから
ともかく「平均値」と名のつくものの計算さえできれば,
それだけで
この世界に秩序と安寧がもたらされるのだ
と固く信じているのです).
- 1700 ごろより三階に会場移して,
今度は清野さんの練習.
こちらは白木さんほど激変してないので,
当方は内職にはげむ.
だいたい甲山さんが
しきりにあれこれ突っ込んでいるので,
その対応だけで大変だろう.
- 内職で論文査読やってたが,
読めば読むほど落としたくなる.
しかし,
その学術雑誌は
投稿された論文はことごとく受理する方針らしいんで,
reject と判定しても無視されるだけだ.
しょうがないんで受理を前提に
査読報告を考えてみる.
そうすると,
ここがダメと書くだけではダメで,
査読者たる当方が
「こう直したらどうでしょう」
といったことまで書いてやらねばならない.
ばかばかしい.
- 本審練習が終わるころ
(1830 ごろだったか?)
には,
件のノートPC へのフォーマット&インストール
作業はとっくに終わっていた
(たぶん 30 分もかかってないだろう).
さーて,
こっからカスタマイズしていくのがたいへんだ.
まず PCMCIA カード認識させる.
<闇ネット> に復帰.
新しいカーネルのソースコード拾ってくる.
それで OS の中核部を作り直す.
あ,順番間違えた.
新しいカーネル用の追加パッケイジもとらなくては
(危ない危ない).
新しいカーネルにあわせた PCMCIA モジュールを作り直す.
ネットワークまわりの古いパッケイジを捨てる.
ek ブランドのパッケイジを追加する
……
延々と続く.
単純作業だけど面倒だ.
- 作業にはしばしば長い待ち時間が生じる.
カーネルのコンパイルとかね.
待ってる間は査読続けたり,
この「ぎょーむ日誌」書いてみたり.
- 某大学院生が修士論文を英語で書いているので,
「すごいですよ」と称賛してみたら,
「久保さんの言い方は誠意が感じられない」
と断罪されてしまった.
ああ
人をほめるのは何と難しいことか.
「よい思いつきです」
とか
「なんと素晴らしいプログラミング」
とか言ってみても,
「ホントはそう思ってないくせに」
「イヤミはやめて下さい」
などと
かえって怪しまれるばかりなので,
やはり
このあたりの方法論を根本から見直す必要があるのかな.
- 夜になっても熱がでて頭くらくらする,
ということがない.
ミカンのご利益あったか.
それとも
今日は頭使うような仕事をまったくやってない
からだろうか.
- よーし,
日▲※○機のランダム崩壊製品は
とりあえずほぼ完全に修復.
しかしながら,
ああ何としたことか
……
この鈍重旧式機の元ユーザーはすでに
PentiumIII (500MHz) x2,
320MB RAM,
13GB ハードディスクをもつ
モンスターマシン <蒼龍>
および
15inch 高解像度液晶ディスプレイなしでは
生きられないカラダになっていたのであった.
修復なったノートPC は使い手いないままに,
私の机の中の引き出しの中で
しばしの待機を命じられたのであった.
- 2310 研究室発.
2325 JR 札幌駅発.
琴似着いたら吹雪.
0020 帰宅.
- 今日の食卓
- 朝 (0430):
パンケイキ.
以前の残り.
今回は卵もあまっていたので,
それも加えた豪華なやつ
作ってみました.
- 昼 (1430):
ミカンふたつ.
研究室のお茶部屋で.
- 晩 (0040):
レトルトパウチドの
カルボナーラふうソースかけた
スパゲッティー.
腹へったのに
夜中なので野菜とか買えず,
前につくって飯などの残りもなく
……
という追い詰められた状況という
ことにして,
手抜き晩飯にしました.
キユーピーの新製品
``イタリアンテラス'' シリーズ
なるもののひとつらしい.
200 g (かなり多い) で
290 円 (かなり高い).
「新製品」という言葉につられて,
よく考えずにふらふらと
買ってしまいました.
味はまあまあ.
でもやはり 290 円は高かったと
少しくやしい気持にさせられました.