ぎょーむ日誌 2000-01-11
2000 年 01 月 11 日 (火)
- 0850 起床.
講座の会議室のソファ上でシュラフにくるまって
寝ていた.
昨夜寝たのは 0300 ごろ.
いつもよりはさすがに少し早起きになった.
吹雪.
- 朝から呪われファイルと格闘している大学院生の
助太刀.
呪われワードプロセッサーソフトウェアが吐き出した
呪われ HTML ファイルを直すのは久しぶりなので,
いろいろと手順を考えながら,
少しずつ処理を進める.
- 「インターネットで最も使われてる」なる
趣旨不明のキャッチフレイズがつけられてた
M$-Word98 によって生成された
でたらめ HTML ファイルを
比較的マトモなものになおす方法.
- META タグの x-sjis → iso-2022-jp
(すでに文字コードが
Shift-JIS じゃあないんで)
- 自作 Perl スクリプト separate.pl を
つかって <FONT*> 行を分離する
- FACE="(いんちきフォント)"
および LANG="JA" を一括削除
- 一括置換:
SIZE=1 → SIZE="-1"
- 一括置換:
<P ALIGN="JUSTIFY"> → <P>
- しかし,
ファイル中に機種依存文字 (丸数字とか) があって,
その部分は _ にばけてる.
これは英雄的な手作業で修正することに……
- 誤差と変異の分離問題についてメイルいただく.
誤差があるからといって変異も全部誤差であるかのように
書くのはまずいんじゃあないかとのご指摘.
たしかにそうなので,
少し書き直してみる.
- また別の人に,
統計学的有意差があるからといって
生態学的な有意さがあるとは限らない,
などというようなことを考えてます,
というメイルを書く.
- 目の前の <鳳翔> のバックアップ用ハードディスクが
ちょっとイヤな音を立てたので思い出したんだけど,
いまの <闇ネット> の
全自動バックアップ体制って,
よく考えるとけっこう「穴」だらけだなぁ.
<鳳翔> がつぶれたらかなり困る.
<赤城> に代替サーヴァーやらせることはできるが,
SCSI 使えないからデーターの復旧ができないもんなぁ.
<蒼龍> の 13 GB ハードディスク (IDE) を
有効活用すべきか.
- 「ぼくは昨日筋肉痛で.つまり雪掘り作業の次の日ですね」
「あたしたちがスキーにいったのはおとついだったから……
今日は痛くて起きられないはずだったのに」
「ぼくは昨日でした」
「しつこく自慢してますね.
ちくしょう明日は筋肉痛になってやる.
あー,だけど
痛み出すのが
どんどん遅くなっていくなあ」
「おれもまだだよ」
- 修士論文用の表を pLaTeX で作りたいんですけどぉ,
と U さんが質問に来られた.
拝見するとけっこう面倒な形になりそうなので,
同じような構造の Table がいくつもあるうちひとつを
まず手動で pLaTeX 化してレイアウトを確定する.
それを参考にしながら,
タブ区切りテキストファイルから
自動的に
pLaTeX を生成するような Perl スクリプトを書いてみる.
正規表現に関する勘違いがあり,
けっこう手間取ってしまった.
U さんは表ひとつ作るのに
こんなに手数がかかるのかと
うんざり気味のもよう.
しかし,
完成するとデーターを指定するだけで,
カッコいい表がどんどんできたので
少し機嫌をなおしたようです.
- 正規表現 (regular expression) とは何か.
たとえば Perl の場合だと
……
「ひとつ以上の tab をひとつの tab に変換する」
s/\t+/\t/g,
「行頭の tab を削除する」
s/^\t//g
……
などなどと指定するような書式である.
もっと正確な知識を身につけたい人は,
O'Reilly の超々マニアック「正規表現」本
(表紙はフクロウの絵だったかな)
でも買って,
有限オートマトンの定義から始めてください.
- 京都の名波さんから電話あり.
計算間違いしてんじゃないの,
とのご指摘.
そうかもしれない.
あとで点検しなくては.
- ……と思いつつも,
まだ夕方なのに,
(あまりよく眠れなかったせいか)
すでに眠気がさしてきたので帰宅することに.
1740 研究室発.
1808 JR 札幌発.
雪がどんどん降ってくる.
耳が痛くなるほどに寒い.
1900 帰宅.
- 夕食後もなかなか仕事がはかどらないなぁ,
と思いつつもあまりに眠いので2200 ごろ就寝.
- 今日の食卓
- 朝 (0900):
昨夜の残りのかつおだしとホウレンソウ
で雑炊をつくる.
家にいても学校にいても食ってるものは
かわらないなぁ.
- 昼 (1300):
朝と同じ.
雑炊は米の節約になるなぁ.
- 晩 (2000):
「すっぱいしっぱいシチュー」
と飯がまだ残ってるので,
それでまた雑炊.
すっぱいシチューも水を追加されて
希釈されていくうちに
(固形スープなどは追加してるんですが),
酢の味もマイルドになり
まぁ苦痛ではない味に.
と思ったころに
鍋の中から一掃された.