自由集会 (第47回日本生態学会大会・広島大学)

[Computational Eclogy]

── データー解析のためのプログラミング ──

「計算生態学」
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(2000.03.22 15:00更新)
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2000年 3月 23日 16時 30分より (J会場) 開催予定
企画者: 久保拓弥 ( kubo@ees.hokudai.ac.jp )
2000.03.28 更新

企画の趣旨

調査者自身が計算機プログラムを作って, 野外調査から得られた莫大な量の複雑なデータを解析する ── とくに生態学のような 「非定型的なデーター構造」 と立ち向かわなければならない分野においては, その利点にはじつに様々である. まず, 大量のデータを (少しずつやり方を変えながら) 何度でも繰り返し高速に解析できるようになる. さらには, 今回の話題 提供で紹介される (たとえば「距離法」による空間解析などのような) 素朴で単純わかりやすい手法を採用できるので, 奇怪な近似確率分布や統計量を導入が回避できる. 「区画法」 「確率分布○○に従うと仮定」 といった元データの情報を損なうおそれのある 余分な操作をやらなくてよい …… などなど, その効用は 「表計算ソフトウェアにこき使われる単純労働量の減少」 といった量的な側面ばかりでなく, 質的な改善すらもたらすのかもしれない. 話題提供者に紹介していただく 「データーの構造と研究の目的に合致するような 解析道具を作り出していく方法論」 をもとに, 参加者の皆様とこの問題を議論したい.

話題提供者

名波哲 (京都大・農学)
「御蓋山ナギ-イヌガシ林における雌雄異株植物が作り出す空間構造」
要旨

加藤悦史 (北海道大・院・地球環境)
「苫小牧のハクウンボク個体群での繁殖同調性の時系列データー」
要旨

計算生態学に関するノート


2000 年
距離法を用いた空間構造解析 名波哲
樹木個体群のデータに対する
perl, Linux を使ったデータ整理法
加藤悦史
集会当日の前口上・幕間・蛇足 久保拓弥

1999 年
MacOS 上でのプログラミング 河田雅圭
Windows 上でのプログラミング環境 竹中明夫
お金のかからない開発と解析: Linux 久保拓弥
Power Macintosh をLinux マシンにする 加藤悦史
複雑系と生態学 まずカオスから 佐竹暁子
てくにかる用語集 編:久保拓弥


生態学と計算:ネット上の参考資料

私(久保)の独断と偏見による紹介


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