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企画の趣旨
調査者自身が計算機プログラムを作って,
野外調査から得られた莫大な量の複雑なデータを解析する
──
とくに生態学のような
「非定型的なデーター構造」
と立ち向かわなければならない分野においては,
その利点にはじつに様々である.
まず,
大量のデータを
(少しずつやり方を変えながら)
何度でも繰り返し高速に解析できるようになる.
さらには,
今回の話題 提供で紹介される
(たとえば「距離法」による空間解析などのような)
素朴で単純わかりやすい手法を採用できるので,
奇怪な近似確率分布や統計量を導入が回避できる.
「区画法」
「確率分布○○に従うと仮定」
といった元データの情報を損なうおそれのある
余分な操作をやらなくてよい
……
などなど,
その効用は
「表計算ソフトウェアにこき使われる単純労働量の減少」
といった量的な側面ばかりでなく,
質的な改善すらもたらすのかもしれない.
話題提供者に紹介していただく
「データーの構造と研究の目的に合致するような
解析道具を作り出していく方法論」
をもとに,
参加者の皆様とこの問題を議論したい.
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話題提供者名波哲 (京都大・農学)「御蓋山ナギ-イヌガシ林における雌雄異株植物が作り出す空間構造」 要旨 加藤悦史 (北海道大・院・地球環境) 「苫小牧のハクウンボク個体群での繁殖同調性の時系列データー」 要旨 |
計算生態学に関するノート2000 年
1999 年
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生態学と計算:ネット上の参考資料私(久保)の独断と偏見による紹介
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