Twitter 上の Monte Carlo あれこれにのせられて
(twilog),
まあ教科書をひっくりかえしたりしながら,
そのあたりの勉強
……
にかまける.
やるべきことは他にいろいろあるのに,
放置しているとゆー観点からすると,
やはり怠業のごときもので.
RT @ibaibabaibai: スタン・ウラムは脳炎で倒れたことがあるそうだ。その回復期にカードゲームであがれる確率を計算しようとしたところ病後でいつものようには頭がまわらない。そこではっと気づいた。こんなの乱数でシミュレーションしたほうが早いじゃん。モンテカルロ法誕生の瞬間である。 posted at 09:47:57
ゐきぺでぃあ en.wikipedia.org/wiki/Monte_Car… によると,1946 年の放射線シールド研究で乱数利用する手法の隠匿名称として Monte Carlo を選んだのは von Neumann,発案者 Ulam の叔父が同地でギャンブルをよくやっていたため……とのこと. posted at 10:10:17
RT @ibaibabaibai: MCMCは分子シミュレーションの世界では分子動力学(MD)とMC・MDで人気を2分したわけで、そういう意味では情報の世界でハミルトニアンMCが流行ってもおかしくないと一瞬は思う。ただSTANのように疑似運動量の間にもとの状態変数に依存する相関(ヘッセ行列)を入れるのは技巧的で微妙 posted at 13:42:20
RT @ibaibabaibai: それとは別に自己回避乱歩についてのRosenbluth夫妻(メトロポリス論文の共著者)の重みを考える論文、名前出てこない。Wではじまる人の分裂生成を考えた論文があってこれらを合わせると逐次MCになるが、合わせた方法(PERM)の登場はずっとあと。 posted at 13:42:55
@ibaibabaibai さんの「Wではじまる人の分裂生成を考えた論文があってこれらを合わせると逐次MCになるが」は Wall & Erpenbeck (1959) enrichment 法ですかね… Jun S. Liu (2001) 本 p.71 あたり. posted at 13:47:15
「自己回避乱歩」(self-avoiding random walk, SAW) を図示するとこんなかんじ (Jun S. Liu 2001) …自分の軌道を踏まないうろうろ,高分子おりたたみとか.これ見て突然おもいだしたのですが… pic.twitter.com/YjDUnafJLNposted at 14:23:10
物理学者で理論生物学の先達の一人・寺本さん ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA… がこういう二次元格子鎖を「カード並べ」で調べた(1940年代後半?)という伝説を聞いたことが.ただし Monte Carlo 法ではなく,莫大な組み合わせ数にひるまぬ「全列挙」だったとか… posted at 14:29:47