ぎょーむ日誌 2007-09-27
2007 年 09 月 27 日 (木)
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0810 起床.
朝飯.
コーヒー.
洗濯.
ECOAS 八甲田湿原群モデリングの標高依存性みなおし,
環境変動とやらによる気温上昇を標高低下で代替する憶測計算,
-300 m ではなく -200 m にしてもヤチヤナギが暴走ぎみなんだよね
……
などとうだうだとしてしまって,
1045 自宅発.
曇.
1100 研究室着.
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いろいろと試行錯誤したすえに,
やはり
「日本のこのあたりの湿原でどんなにがんばっても NPP
とかはコレ以上にはなりえない」
といった上限値を設定せねばならぬことに.
この統計モデリングにおいては NPP と
地上部の現存量はわざと混同してるわけだが
……
平方メートルあたり 1000 g ぐらいか?
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けっきょくこういう生産がらみの推定計算は
あちこちに (観測できない) 上限値をもうけないと
うまくいかないんだなぁ
……
と詠嘆しつつ昼飯.
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昼飯中に計算させてた結果をみると,
上のごとき制約を加えると,
ますます「潜在バイオマス」の下限のふれがヒドくなって,
見かけ上の収束が悪化するな
……
パラメーターたちもふりまわされてるので
「見かけ」だけではないか.
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もうこういう計算ばっかりやってるので,
対策はすぐに思いつくのだが
……
あり・なしデータの利用による期待値の補正,
だな.
この観測データにおいて「地上部 0 g」は特別な意味をもつので,
それを利用する,
ということだ.
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……
計算そのものは 3000 MCMC step に 923 秒,
とすごく遅くなってしまったが,
収束はバカみたいに改善されたようには見えるんだが
……
とはいえ,
まだいくらかふらついてるので,
5000 ぐらいまで計算させてみるか?
予想計算時間 1500 秒.
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うーん,
種差どころか標高依存性がまったくでなくなった.
random effects につじつまあわせを全部おしつけてるな,
これは
……
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いろいろと試行錯誤.
今のところ,
観測データファイルにふくまれている 38 の植物種の統計モデリング
やってるわけだが
……
「植物に使われなかった資源をぜんぶ引き受けてしまう
(実際には存在しない)
架空の植物」
あたかも第 39 番目の種のごとくあつかう,
という定式化はどうだろう,
と試したみた.
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で,
これはただ単に資源分割 & 列強植物たちの談合への後退にすぎない,
とわかった.
われながらアホだ
……
2020 研究室発.
雨.
晩飯.
2110 帰宅.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0900):
米麦 0.6 合.
ネギ・豆腐の味噌汁.
タマネギ・ブナシメジ・卵の炒めもの.
- 昼 (1320):
研究室お茶部屋.
米麦 0.5 合.
ナス・ピーマン・タマネギ・ニンニク・サンマのトマト煮.
リンゴ.
- 晩 (2040):
ごはんやデンスケ.
シマホッケと玄米で体力回復をもくろみる.