ぎょーむ日誌 2005-11-18

2005 年 11 月 18 日 (金)

• 0640 起床． コーヒー． 結局， 昨日の某自由集会こめんとうんぬんの件はひきうけることに (こちらの自由集会と同時間でなければ)． 朝飯． 0815 自宅発． 晴． 0830 研究室着．
• 論文セミナー予習．
• 1000 論文セミナー， 本日の紹介者は実吉さんで， やはりとゆーかすぢがねいりのケムリ発芽まにあっくすな論文． まにあとしかいいようがない． 実験結果をマにうけるなら， ケムリを直接かける or ケムリをかけた砂の上で発芽させるよりも， 「ケムリかけた砂 (とかろ紙)」を近くに置いとく と発芽確率 1 になる， とゆーことのようで (なにやらケムリをいったん吸着させた物質から気化してくる「なにか」が重要らしい)． あと二酸化窒素発芽， とか (これは排気ガス発芽という別論文のハナシにつながる)． うーむ．
• 昼飯．

[R Graphics]

Paul Murrell 著の「R 作図事典」みたいな内容． 掲載されている図の一覧． R のちょー強力な作図機能あれこれが紹介されている． (まったく別のヒトたちが作った) R Graph Gallery なるサイトもある．

• 生態学会の新潟大会， 本日が (一般講演なんかの) 締切日ということで， 皆さんどたばたしておられる． くだんの生態学会さーばーは問題なく動作中． 竹中さん はたいへんそうだ．
• 谷さんが富山から来られたのでお茶部屋で雑談．

[マス鮨マン]

富山のマス鮨の梱包材をもちいた創作． 甲山隆司教授作．

• ツガザクラ図について工藤さんともちとご相談． アオノツガザクラはポリネイターなしでも自殖可能? あとで 笠木さん論文 (2002) みたら， たしかに (コ) エゾでもアオでも bagging で結実してるな． っていうか， アオノツガザクラ むちゃくちゃ bagging 花の自殖率たかいような気がする (雪どけ早いところでは)．
• ツガザクラに関するてきとーなるメイルをだしてみる．
• これでツガザクラは放置だ …… と思ったんだが， ちょっと気になったんで ``空間構造なんかを考慮した自殖の進化'' みたいなモデルってどれぐらい研究されてんのかしらん， とあれこれ検索してみる． 「自殖の進化」 (だけ) のモデルとか論文ありすぎ …… なぜかといえば単なる mutation-selection balance の計算 (場合によってはオス・メス適応度の分割評価つき) にすぎないからだ. しかし花粉の空間的な flow まで考慮したのはないんではないかな 「空間構造は重要」ってことになってるけど， 計算すんのは阿呆らしいと思われてるのか? まあ， このへんは (ケムリ発芽と同様に) まにあっくな世界なんで， いざとなれば自殖まにあなヒトたち (注: 本人が自殖するわけではない) にお尋ねすればいいんだろうけど．
• 本日もネット不調ぎみ (北大ネットの主張によれば SINET に問題あるそーで)． 時刻はすでに 1630． そして窓の外はまっくら． 本日の札幌の日没時刻 は 1609．
• さて， このまま屋久島シュート計算の深淵にもぐりこむか， それとも二週間後しめきりの査読ぎょーむを先にすませてしまうか …… 疑いもなく前者のほうが重要． しかし一度はまりこむとなかなか脱出できないような気もする． そして二週間後はなんだかごたごたしてるかも．
• ということで， 査読すべしということになってる原稿をぱらぱらとながめてみる …… うーむ， いつもいつものことながら， やはり私のところにまわってくるようなのは， あちこちに「蹴られあと」がくっきりとつけられたよーな …… 「こりゃダメだ」というのはすぐにわかるんだけど (というか， 今回のは観念論よりなハナシなので そのあたりがわかりやすいだけなのかも)， 査読者なる役まわりとしては きちんと「なぜダメなのか」を説明してやらねばならず， しかもご丁寧なことに全体構想の (抽象化における) 各階層においていちいちしくじっているので (まちがいかたはそれほど独創的ではないけど)， こちらの説明構築にもめんどう感がつのるのである．
• 1820 研究室発． 谷さん歓迎会という名目で大人数 (9 名うち女性大学院生 5 名) にて北大正門前の ヤマダモンゴル で生ラム炭火焼きのジンギスカン． 健啖家の新しい定義のひとつとして， A 棟 8F の女性大学院生たちとともに七輪を囲んでもひるまず食べ負けないヒト， というのを提唱したい． 2005 帰宅．
• [今日の運動]
  • うーむなうんどう休養日
• [今日の食卓]
  • 朝 (0710): 米麦 0.7 合． キャベツ・タマネギ・シイタケ・タコすり身のカレー．
  • 昼 (1210): 研究室お茶部屋． 米麦 0.5 合． キャベツ・タマネギ・シイタケ・タコすり身のカレー．
  • 晩 (1840): ヤマダモンゴルのジンギスカン．