ぎょーむ日誌 2005-02-16
2005 年 02 月 16 日 (水)
-
0730 起床.
朝飯.
コーヒー.
0910 自宅発.
晴.
0920 研究室着.
-
一昨日
のつづきで,
R
の
survival pacakge
の推定結果を解明する試行錯誤のあれこれ.
われながら理解がのろっちいと思うんだが
……
どうにかこーにか推定値の意味をとれた.
図で表現するとこういうかんぢだ.
-
破線は比例ハザードモデル (
coxph()
)
ではなく,
指数関数モデル (survreg()
)
で推定させたものである.
まあ,
どちらのモデルでも
(時間依存項) * exp(- 線形予測子)
となることには変わりないんだが.
-
蛇足ながら,
私が乱数データ生成用に与えた fixed effects
だけで生残曲線を描くと下の実線のようになる.
実際の生残曲線とのずれは
random effects の与えかたが不適切であったため,
のよーで
……
これは推定値が違ってくるはずだ.
-
ともかく,
ハザード関数を構成する線形予測子の推定値と
観測データの対応関係はこれで理解できた.
生残データ生成のシミュレイションのほうはまだ工夫せねばならんが.
-
オホーツク海に面する
興部
(おこっぺ)
から講座出身者がやってきたのでオホーツク雑談.
-
ともあれ,
先週から気になってた
biometry
への質問,
生残時間問題は survival pacakge で解決できるんでは,
といった教唆投稿.
ひとくぎりついたんで昼飯.
-
生残解析に関する質問メイルなどが来てたんで,
とりあえず知ってることについては返信.
-
修論発表後も研究に邁進する M2 たちの一人,
平林さんから (人工) 花序内ハチ訪花パターンを
実験データから自動作図するプログラムの改良依頼.
とりあえず,
安直な改良版を作ってアップロード.
R はこういう自動作図にも有用です.
-
昨日のとある修論発表に関して,
コメントのメイルを送ったところ,
反撃の返信いただいてひるむ.
ぢりぢりと後退しつつご説明メイルを返信.
-
とりあえず目の前の懸案はざっと片づいたんで,
アカマツ問題とかにとりくむべきなんだが
……
なんとなく統計学勉強方面に流されてしまう.
-
昨日,
苫小牧の平尾君から,
最近の
Ecology Letters
に Bayes 統計学の Review がのってると教えてもらったんで,
そのあたり調べてみる.
Ellison, Aaron M. (2004)
Bayesian inference in ecology.
Ecology Letters 7 (6), 509-520.
(abstract)
Clark, James S. (2005)
Why environmental scientists are becoming Bayesians.
Ecology Letters 8 (1), 2-14.
(abstract)
解説としては後者のほうがわかりやすいかも.
しかし,
この
Jim Clark
のほうのタイトル,
Why environmental scientists are becoming Bayesians
ってのは
……
(少なくとも本朝では)
最尤推定法すらぜんぜん普及してないのに,
いっきにべいぢあんな時代にされてしまってもなぁ.
-
さらに Jim Clark は
Models for Ecological Data
なる本をちかぢか出版するつもりらしく
……
目次を見るに,
これはぢつにすごい教科書だ!
-
1850 研究室発.
いろいろな人々のすけぢゅーりんぐの都合で,
本日「追い出しコンパ」である.
一次会は北 12 の「ひだまり庭」,
二次会は北 18 の「がらん」.
楽しくうるさい場でありました.
2440 帰宅.
-
[今日の運動]
-
[今日の食卓]
- 朝 (0750):
パン.
ハクサイ・ショウガ・ワカメ・豆腐のスープ.
- 昼 (1330):
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
ホウレンソウ・ハクサイ・ブナシメジ・ワカメのシチュー.
- 晩 (1900):
おいだしこんぱ.
一次会は鴨キムチ鍋など.
たくさんたべてしまった.