ぎょーむ日誌 2001-12-13
2001 年 12 月 13 日 (木)
- 0700 起床.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
コーヒー.
シャワー.
- 0745 自宅発.
曇.
雨が降りそうだ.
特急に乗って
0750 京急平和島発.
普通に乗り換えて
0820 京急上大岡発.
0835 研究所着.
- うう.
なぜかいつものようにさっと何かを始められない.
「ニセ」アカマツにかんして
狙いどーりの計算結果だせるとわかったんで
脱力モードか?
- 午前中いっぱい使って,
下のような図を個体ごとに自動的に生成する
gnuplot 連動 Perl スクリプトを作る.
なぜ自動作図を重視するのかといえば,
解析結果・計算結果なんぞというものはモデルを変更すれば
いくらでも変わってしまうので,
そのたびにグラフ作成ソフトウェアを手動操作して
……
という作業を繰り返すのはまったく耐えがたいからだ
(しかもあの憎むべき電気鼠にたくさん触らなければならない!).
「なまけるための手間なら惜しまない」
というふうにしておかないと,
今度はモデルの改良のほうがおっくうになるので
たいへんに危険なのである.
なにしろ,
私は自分の構築したモデルが
まるで信用ならないと認めるのに何のためらいもないのだから.
- さて,
上の図はべつに何の変哲もないよくあるような
……
と思うだろう.
図中で
cm2
だの
105
だのが使われていることに
着目していただきたい.
これを gnuplot に生成させようとするならば
多少の工夫が必要である.
こういう上つき文字の出力方法について
以前に gnuplot 使いの院生の人に質問されたけどわからなかった.
ということで,
ここにいわばその宿題の解答例を書いておく.
- まず
term
の指定だけど,
これは
set term postscript eps enhance 24
というふうに指定する.最後の 24
は
フォントサイズである.
- X 軸のラベルは
set xlabel "total area (cm^{/Helvetica/size=16 2})"
というふうに指定した.
つまり ...^{...}
と書けば上つきになる
(…… gnuplot 歴 8 年にして初めて知った …… !).
- 目盛の
10x
の部分も同様である
(こういうのをいちいち手で書いてるといらいらするので
Perl による助けが必要不可欠なのである).
あと title
(図では age 04
とか書いてるところ)
を修飾しようとするとバグなのか仕様なのかかなりレイアウトが
変になるので,
オンラインヘルプで help key
として
その項を熟読し,
set key left Left samplen 2 width -1
というふうに直してやらないといけない.
width -1
というような
謎の値指定に関しては試行錯誤で求めるほかない
……
ようだ.
- さらに改善したい人は web page 検索エンジンで
gnuplot superscript xlabel
というようなキーワードを使って調べればいいのかもしれない.
私は
Quick Guide to GNUPlot
という手短なまとめなんかを参考にした.
インドの
このペイジ
もよさそう.
さっきの X 軸ラベル指定は
/Helvetica/size=16
ではなくて
/Helvetica=16
と書いたほうがよいのかな?
- ということで,
gnuplot 謎解きと作図プログラミングだけで午前中終了.
弁当はまたキャベツ炒めものか.
一個 80 円のキャベツで一週間ぶんの野菜炒めが作れるのは
経済的ではあるけれど.
- 先週の種生物シンポ発表準備を英雄的にも gnuplot で行った
都立大の
小澤さん
の研究日誌を拝読すると
……
やはり Adobe Illustlator による修飾が必要でしたか.
私も大学院生のころは Mathematica 出力を直すときに
この Postscript 世界における万能ソフトウェアのお世話になったもんでした.
- ともあれ,
午前中で gnuplot による自動化ぱいぷもでる宗教画プロットは終了.
もし論文の図として使うなら,
あとは LaTeX ファイルに
\includegraphics{...}
で取り込んで自在にレイアウトすればよいだけだし.
- 表生成 Perl スクリプトを少し修正してみる.
これは LaTeX との連動である.
- しかし,
どういうふうに表を作り直すか,
という腹案もないので
……
気がつくと
雑談メイルを丁寧に書き上げてみたり,
当面は関係ない統計学本など熟読してみたり.
うーむ,
逃避だ.
- 久しぶりに「ニセ」アカマツドラフトを取り出してみて,
どういうふうにとりまとめを変更するか検討してみる.
なんかずいぶんと簡単になるなぁ.
前のモデルの中核的な概念であった
生産効率
production_rate
と
茎階級コホート RankCohort
が
二つながらに無くなってしまったんで.
まぁ,
これでずいぶんと説明はラクになるだろう.
ぱいぷもでるなんぞという他人の創作した虚構に依拠して
何かを述べてみせる,
というのはそれなりに腹立たしいことではあるが.
- いらん説明をどんどん削除してみる.
そうそう,
stem.type ∈ {main, sub}
とか
stem.rank_class ∈ {rising, fixed}
とか
あったなぁ.
せっかくでっちあげたこのへんのアイデアも全部廃棄か
……
こういうのを削除してしまうとホントに何も残らない.
さすがは中核概念,
とでもいうべきか.
つまりほとんど一から書き直しということだ.
- 粛正につかれたので撤退.
1840 研究所発.
普通に乗って
1810 京急杉田発.
特急に乗り換えて
1820 京急上大岡発.
1900 帰宅.
- いかん,
晩飯食ったらまた寝てしまった.
- 今日の食卓
- 朝 (0710):
米 0.6 合.
キャベツの味噌汁残り.
卵焼.
- 昼 (1230):
弁当.
米 0.8 合.
キャベツ・タマネギ・エリンギ炒めもの.
- 晩 (1930):
米 0.6 合.
キャベツ・タマネギ・エリンギ・ニンニク茎の雑炊.