ぎょーむ日誌 2001-04-20

2001 年 04 月 20 日 (金)

• 0200 起床したままずーっと起きてた． やれやれ． これで今日あたり「夜ふかし」すると， ふつーな時間帯に帰れるのだろうか．
• 0630 ごろコーヒー飲む． ラジオのニュース聞いてると， ここから 1000m ぐらい離れた 大森南 4 丁目に 全国最高濃度のダイオキシン発掘 とか何とか． よくわかんないけど， 貝塚と海苔しか無かった 大森に新しい名物が増えたようです． めでたしめでたし．
• 0700 ごろ 朝飯・弁当の準備． 朝飯． シャワー．
• 0800 自宅発． 晴れ． 0822 東京モノレイル流通センター発． 浜松町独房群は今日で閉鎖になるので， モノレイルに乗る日々もおしまいである．

[東京モノレイル] これがなければ 毎朝毎朝囚人列車に スシづめになってたところでした．

浜松町の気温 20 ℃． 暑い． 0835 研究所着．
• 独房内の闇ルーター BookPC は電源・回線外してしまった． ここの腐れネットも死んでる． メイルも読めん． しかし， なんとなく ThinkPad を stand alone で起動して， ぎょーむ日誌など書いてみる．
• 今日は Pasoh 下請け解析はやめといて， 査読仕事をやることにする．
• 午前中のうちにだいたい論旨を把握した． というか， ほぼ完璧に理解した． というのも， これはひじょーに簡単な数理モデル， つまり 実際に観測される現象とは何の関係もない 抽象化されたハナシなのである． ある意味， ひじょーにわかりやすい． さらに， 私もこれと似たようなモデルの動作を調べたことがあるので， かかる 「脳内 emulation」 が可能なのである． このようにモデルの挙動が把握できれば， 計算結果に付随してる議論なども 「ふーん，さういうこじつけですか」 と理解できる．
• 周囲ではどたばたと独房群解体作業が続く．
• 落ち着かない状況のもとで昼飯など食いつつ， どういうふうに査読報告書くべきか迷う． 数理モデル (もちろんこれには統計学的モデルも含まれる) を使って調査データを解析するような論文の場合， よくよく読んでみれば 「あ， この著者はモデルの性質を把握しないで この道具を使ってるな」 と判断できることがある． 査読者たる私は致命的な誤用を見つけて 指摘すればよい．
• しかるに今回はモデル屋によるモデルだけのもの． 何しろ自分の作ったモデルだけでハナシが 完結してるんだから誤用もへちまもない． そして私としては こういう「閉じた」 世界に対して 「現実的でない」 というような指摘はできない． 竹取物語を読んで 「竹の中に子供が入るわけないだろ」 と言うがごとし， である．
• 破綻があるとすれば， 「あっちの世界」と「こっちの世界」に 何らかの対応関係があるかも， と著者が言ってみたいところだろう …… つまり， そういう問題点の有無を調べるために， この論文の長ーい Introduction と Discussion を熟読して， 「自殺点」入れてるような 記述を探さなければならない． たいへんだなぁ．
• 午後になって， 解体作業に従事してるコクヨの不愛想なおっさんたちが 私の独房の壁などの撤去を開始．

[独房解体中]

• 仕事にならんので， 「緊急避難」ということで帰宅する． 1320 研究所発． 1330 都営浅草線大門発． 1345 京急平和島着． 1350 帰宅．
• そしてふと気づくと 1800 前． うーむ， いつの間に「おちて」しまったんだろう． 時差がまた生じた．
• そして仕事もしないまま夜がふけていく ……
• 今日の食卓
  • 朝 (0700): 米 0.6 合． タマネギ・エノキダケを炒めたもの． キムチの素味．
  • 昼 (1220): 弁当． 米 0.8 合． トウナ (苔菜? 冬菜? 新潟産) のおひたし． 麺つゆ・ワサビ味．
  • 晩 (2000): 米 0.6 合． 朝昼の残り．