ぎょーむ日誌 2001-03-08

2001 年 03 月 08 日 (木)

• 0730 起床． 0300 ごろには寝てた．
• 朝飯・弁当の準備． 朝飯． シャワー． ひげそり． コーヒー．
• 0828 自宅発． 晴れ． 0834 京急平和島着． 羽田空港まで 360 円． 0840 急行羽田行きで同発． 0852 羽田空港着． JAS の自動カウンターでチェックイン． 7B 席である． 7B? 機種はなんだろ． 今日は手荷物を預けずに強引に 単一のカバンにパッキングしてるので そのままゲート通過． けっこうアブないものがつまってる 私のカバンもおとがめなく通過． 91 番搭乗口． 例によってまずは地階からバスに乗るのである．
• JAS 293 便 (広島行き) へのバスに乗る． いつものことながら， 空港を南北に串刺しにしている高速道路の上を渡って 一番海側の C 滑走路方向に． 乗機に横づけするのかと思いきや， アイランドっていうんだっけ， 滑走路内に孤島のごとくつったっている 建物前で降ろされる． 内部に入り階段を昇り通路をわたると 今日の搭乗機 MD-90 に． なるほど MD-90． 右側 2 席・左側 3 席のコンパクトな旅客機である．
• 0933 タクシング開始． 0938 C 滑走路を南→北と離陸． ただちに時計回りに旋回して 陸上をかすめないような経路を取る． 離陸後 15 分ほどで富士山の北側を通過． おお， こっちから見る富士山は初めてだ． 50 年ほど前に マリアナから来寇した B-29 の 爆撃侵入のための経路は逆で 富士山→京浜なんだよね (ジェット気流に乗るんで速くなる)． あ， 南アルプスもよく見える． だいぶ雪はなくなってるな．
• 機内誌読んだあとは発表関連の資料を点検してみる． 1055 広島空港に着陸． バスの切符買う． JR 白市まで 380 円． 1106 空港発． うわ． 雪が降り始めた．
• 1120 JR 白市着． 寒い． 西条まで 190 円． 1126 同発． 1135 JR 西条着． 1143 バスで同発． 1155 広島大学北口着． バス代 280 円．
• 降りたバス停のむかいが会場である．

[国民年金健康保養センターひがし広島] りっぱな建物である． 写真に見られるような赤茶瓦が 当地で好まれているようである．

入るとワークショップの受付があり， いつもお世話になってる事務の池田さんと 広大の院生のかたがおられる． 今晩の宴会費と明日の弁当代あわせて 5160 円． まぁ， 旅費は過剰にもらってるので， その還元ということで．
• 二階の「厳島」という大部屋に． なんか披露宴やるような会場だな． 電力窃盗・内職できる場所を探す． 部屋の左うしろの片隅がよさそうだ．

[電力窃盗] 電池が完全にダメになった ThinkPad (写真左) を動かすためには 外部電源 (ソケットは写真右下の封筒の裏) が必要なのである．

• 建物内を徘徊して自販機を探す． 缶入りのお茶を購入． 120 円． 茶も持って来るべきであったか． 部屋にもどって 持参の弁当， ラップ包みオニギリを食っていると， この施設の職員が ポットに入ったお茶を大量に持って来る． うう．
• 小林さんや九大の久米さん， 他の知り合いのかたにご挨拶．
• 1300 開会． 50 人ほどかな． そのうち 95% のヒト (広島大の院生さんも含む) はきちんとした服装である． ああ， バケ学な人々はまぢめだなぁ． むろん私は常に不まぢめな少数派である．
• 偉いヒトの話があったり， どこかで一度聞いたような話が続く． こっそりと内職してみる． たとえば「ぎょーむ日誌」書くとか．
• 今回は 5 年間続いた 「森林衰退に係わる大気汚染物質とその影響過程」 戦略的基礎研究プロジェクトの最後の報告会， ということなので， どこかで読んだ聞いたような話が続くのは 当り前なのである． 私がこれに関わったのは最後の一年間で， しかも， ぎょーむ日誌のうだうだした記述と 「ニセ」アカマツ構築の試行錯誤 報告の日付をみればわかるように， ホントに仕事をしていたのは 過去 1 ヵ月のべ日数 3 週間ばかりである …… そうか． 小林さん除いて誰も知らないハナシをするわけだな．
• 自分の数式見直してるうちに， 間違いを見つける． LaTeX ファイル修正して make すれば， MagicPoint や PostScript ファイルは修正される． しかしすでに印刷してしまった OHP 原稿は修正されない． うーむ． まあ， よけーな係数が最後についてるだけだから， いいや．
• 発表予定の内容の見直しもひととおり終わったんで， ThinkPad は suspend． 発表聞いていてもよくわからぬことあると， 渡されたぶ厚い資料や要旨集を読んでみる． そちらもよくわからないと， また発表を聞く． いつまでたってもよくわからぬままである．
• 化学者ってモノを測定したり同定するのには 全身全霊をかけるって姿勢なのに， データのパターン処理は比較的おおざっぱなような …… 統計学もふくめてあらゆるモデルはブラックボックス として使われるし． その統計学的ゆーい差とかいうのは 生態学的ゆーい差 ?
• いや， 難しい問題に取り組んでおられるのは わかりますけどね． 他ならぬ私が頭をひねってでっちあげた 「ニセ」アカマツだって褒められたもんじゃない， とは認めますけど． なかなか接続しんどいですよね， 物質と樹木．
• 休憩時間． お， あの堅苦しくない服装は …… 志賀高原から出て来られた 井田さんであった． アカマツ含む林分の植生調査の結果について 明日発表されるとのこと．
• 夕方までそんなちょーし．
• 宴会まで一時間ほど時間あったので， 化学者の中に混入していた 生態学者数人がよりあつまって あれこれとモデリング談義など．
• 1830 から始まった立食パーティーもそんなふうに続く． 2015 おひらき．
• 皆さん， 飲みに出かけるけど (広大前なのでそれなりの密度でそういう店はある)， 酒も飲まなければ金もない私は大浴場に． 建物の四階に温泉ある． 雪をうっすらと積もらせたマツの樹形を観察しつつ 一人借り切り状態の露天風呂にのんびりとつかる．
• ゆっくりした風呂出てもまだ 2130． みんな飲みにでかけている． 地元のヒトたちは帰宅してしまう． 誰もいない．
• 公衆電話はいわゆる「グレ電」じゃない緑色のやつなので， 私のアナログモデムはつながらない． 外を探せば「グレ電」あるんだろうけど， 私の ThinkPad の電池は役立たず． 部屋にもどって， 電話機からケイブルを外し， こういうときのために常時持ち運んでいる 両方向差し込み口を使って ケイブルをつないでみるんだが …… ゼロ発信の過程がごまかせなくて， 接続できない．
• ここではネットにつなげない， と判定． こことは広島県内をさす．
• ああ， 何もできない． こういうときは無線接続やってみたい．
• 今日の食卓
  • 朝 (0740): 米 0.6 合． 昨晩の味噌汁とホウレンソウおひたしの残り．
  • 昼 (1210): 弁当． 米 0.6 合． オニギリ二個． なぜかしらホウレンソウ入り．
  • 晩 (1830): 研究発表あった部屋が模様替されて 立食パーティー会場となる． わりと大学生協オードブル的な内容． 量は感覚的には少ない気がしたけど， あとから冷静に評価するとちょうどよかった．