ぎょーむ日誌 2000-12-20
2000 年 12 月 20 日 (水)
- 0720 起床.
4 時間ぐらい寝たか.
- 朝飯・弁当の準備.
さーて,
ここで眠気に負けて寝てしまうと
……
30 分後には炭化味噌汁のできあがり.
ちくしょうちくしょう.
味噌汁廃棄処分.
室内ケムリ充満.
換気扇全力運転.
ドア解放.
朝飯.
コーヒー.
- 0815 自宅発.
曇.
0835 東京モノレイル流通センター発.
浜松町の気温 9 ℃.
0852 研究所着.
- Canna の頻度学習辞書は
昨日の設定でうまく動作してくれている
ようである.
やれやれ,
辞書強化 + 頻度辞書によって,
これでマヌケ Canna も,
そうだな VJE-1.0 Delta ぐらいの
「賢さ」には到達したか.
私は単文節変換をもっぱらにしているので,
その程度で良いのである.
もしこのように連文節変換などやらせようものなら,
このように無茶苦茶な変換をやってくれる
間抜けさは相変わらずである
(あれれ?
こういう簡単な文ならうまく変換してしまったぞ).
- うう,
炭化味噌汁のニオイ刺激信号が
嗅覚神経系で解除されん.
- ふたたび小川シミュレイターの
成長パラメーター推定の破綻問題に取り組む.
- うーん,
わからん.
アロメトリー式のパラメーター推定なんかは
前よりマシなのに,
成長式のそれはダメ ?
しかも微妙にダメなのではなく,
まったくあからさまにダメなので,
ホントに単純なミスがあるはずなんだが
……
- 仕事が順調でないと,
周りのやかましさや莫迦話に腹が立つなあ.
- どーやら,
小手先の改造を加えてきた
mlfitting のほうに問題ありそう
……
あらら,
入力データをじゃっくないふ
とゆーかランダム再抽出しても
成長モデルの推定結果かわらん.
ろばすとと言えばろばすと.
しかし,
ダメなままろばすとねすが示されても
……
- ダメ状態に改善ないまま昼飯.
なぜ,
特定の確率論的モデルのもとにおいてのみ
パラメーターがまともに動かなくなるのか,
などと考えつつ弁当を食う.
そんなこと考えても飯がまずくなるばかりである.
というか,
味がわからなくなるだけである.
- いろいろと推定の試行錯誤を続ける.
いやはや,
推定初期値依存性もなければ,
数値微分のきざみ幅にも
Newton-Raphson 法におけるジャンプ幅依存性もない.
まったくもって
すばらしい頑健性.
あと望むらくは,
まともな推定値でその頑健性を
……
- データもちゃんと読み込んでるみたいだし
……
- よーやく尻尾つかんだ.
ちゃんと読み込んでない.
先日,
浦口さんに見抜かれたデータ読み込み部の
手抜き部分をさらに手抜き補修したところに
問題があるようだ.
「運が悪い」と
mlfitting 内部で想定していた
カラムの順番が無茶苦茶になってしまう.
なるほど
これではまともな推定できるはずない.
さて,
どこでこの奇妙な入れ替わりが生じているのか.
- わかった.
STL の map コンテナーの誤用だ.
順番にコンテナーに突っ込んでいったつもりが,
map なんで二分木上に並べられていた.
ところが読みだすほうは,
その構造も無視してイテレイター使って
端から順番に読んでたもんだから
……
何てアタマ悪そうな失敗.
こんなバグが混入してたのに,
よくまぁ今の今まで破綻しなかったもんだ.
そうか
……
ごまかしを糾弾されるまでは
強制 sort をかける便法を使っていたから.
- さーて,
どうしてくれよう,
このバグ
……
- 小手先の小細工には頼らず,
わりとまっとうな方法で直す.
汎用データ型 Unival クラスを使って
通し番号含む一意な key をうち直して,
呼び出すときもその通し番号順に呼び出すようにした.
- 結果のわかっている簡単な
パラメーター推定の試験運転.
よーし.
しかし,
これはバグを直す前でもちゃんと動いていたんだよね.
- 1430 もう一度,
小川毎木データで成長モデルのパラメーター推定.
よし !
以前よりも当てはまりの
よい結果が高速に出てしまった.
わーい.
- 死亡率の推定もできた.
こっちのほうは,
「推定の速さ」⇔「推定の精度」
にちょっとトレイドオフがありそうだな.
ま,
そんなに大した違いじゃないからいいや
(どうせ将来的には推定法も
抜本的に変えてしまうし).
- ……
新規加入率推定もうまくいった.
ということで,
新ライブラリー・新推定プログラムのもとで
小川シミュレイターは以前とほぼ同じように動く,
というところまで「復旧」した.
ちょいと一休み.
ふう.
- さてさて,
効率の悪いところを改善していこうかな.
パラメーター推定はすでに速くなってるから
……
グラフ描き周辺かな.
このあたりは 1999 年版のそれを引きずってる.
その前にまた
mlfitting をちょっと改造してみようか.
そうすればマシになりそうな
気がするんだよね.
- 小川の開空度観測データに関する柴田さんからメイル.
このあたりのモデリング情報を共有するために,
小川森林モデリングのメイリングリスト ofm-ml
を <鳳翔> に構築する.
参加者 8 名の小さな ML である.
- で,
ofm-ml 開業メイルを二通ほど書く.
1830 研究所発.
1854 東京モノレイル浜松町発.
1935 帰宅.
まだ室内に
炭化味噌汁のニオイがただよう.
- 晩飯の準備の前に,
水をはっておいた問題の小鍋を洗う.
炭化味噌汁はべりべりと鍋底から剥離する.
- 晩飯食って一休み.
昨晩みたいにいきなり昏倒しないように
コーヒー飲む.
- 共立出版からの手紙.
えーと,
にゅーばいおふぃじっくすとかいうシリーズの
「数理生態学」(なんでこれが生物物理なんだ)
の中の一章を分担執筆したんで印税くださるとのこと.
はあ,
そりゃどうも.
今回清算部数は 300 冊.
もう売れてないわけね.
あーだーこーだ差し引いたりすると,
6000 円ちょっと頂けるそーで.
一冊あたり 20 円.
妥当な気がする.
しかしこの通知を札幌に送ったり,
お金を福岡銀行なんかに振り込まれても困るんで
(東京には福岡銀行支店とかありそうだな),
共立に手紙を書くことにする.
めんどうめんどう.
- ああ,
新設 ofm-ml の登録にミスが.
bounce に 2 名分も返されてきている.
なんとなんと登録するときに,
メイルアドレスにコンマがついたままだった.
まぬけ.
何とかリカヴァリーにつとめる.
- ofm-ml 3・4 通目を投函.
メイリングリスト起動のための
焚きつけのような
……
いや,
ホントに連絡しなければならぬ事項が
たまっていたんですよ.
- ふう.
失敗したり成功したりまた失敗したり.
なかなかたいへんな一日でした.
- 今日の食卓
- 朝 (0800):
米 0.6 合.
ホウレンソウおひたし.
- 昼 (1215):
弁当.
米 0.8 合.
ホウレンソウおひたし.
- 晩 (2000):
米 0.3 合.
豆腐・ワカメ・切り干しダイコンの雑炊.
だしはサバぶし.
味噌味.