ぎょーむ日誌 2000-07-29
2000 年 07 月 29 日 (土)
- 1130 起床.
晴れ.
6 時間ほど熟睡してしまった.
- 私の安眠を破ったのは
妙齢の女性二人である.
と言っても,
宗教の勧誘に来たヒトたちなのだが.
「目ざめよ!」
とかいう
余計なお世話だこのやろう表題つけられた
ウサン臭いパンフレットを押しつけられる.
とっさに
「いま叩き起こされたばかりですごく眠い」
という様子をかなり誇張して演じてみせると,
すぐに退散した.
「心霊術:有益か有害か」
……
いやはや.
- 朝飯というか昼飯食って,
水だしコーヒーすすりつつ
図書館から借りた
「戦艦大和誕生」
(前間孝則,1997, 講談社)
をぱらぱらと読む.
軍艦本なんだけど
主題は生産工学なのである.
戦前の重工業の生産管理に関して
知らなかったことばかりで驚く.
- 昨晩というか,
今朝作った convEvent.pl に
「AND 検索計数」
機能つけるように言われてたのを思いだし,
コードに手を入れる.
8 行書き換えるだけでうまくできた.
- 北大地環研のサーヴァー群は
すでにアクセス不可能になってるみたいなんで,
convEvent.pl だけをメイルにつけて
星崎さんに送る.
- 1545 北大との通信は回復してる.
どうなってるんだ.
えーと,
たしか 1700 にシャットダウンだっけ?
- この夕方から夜にかけてザック修理に没頭.
平八郎提督による北アルプス山行隊招集に
応じるかどうか迷ってるうちに,
「そういえば,
わが 100 リットルザックは破損したままだったな」
と思い出したためである.
[ガッシャブルム]
ICI スポーツオリジナルザック (100
リットル).たしか 1989 年に通販で
購入したもの.一万円ちょっと.とに
かく何でも入る.パッキングは練習を
要する.撮影のため敷き布団をロール
して突っ込んでみた.ほぼ満パイ状態.
これをかつぐと頭上 50 cm ほど突出.
- この布袋はひたすらに
容量大きい,
値段安い,
重量軽い
という以外に何の特長もない.
なぜ「軽い」のか?
じつはフレイムとかパッドといった
人間工学的な工夫と配慮が皆無なのである.
縦長のキスリング.
この表現を理解できるヒトは
私と同じ苦労を体験している.
- 壊れているのは右肩のショルダーバンドを
ひっぱるベルトを止めるところ.
ただしこのベルトは単に
「ついている」
というだけで,
これを調節してザックの形状を
背中に適合させるというような
高度な機能は無きに等しい.
- とはいえ,
これが壊れていると
右肩のバンドにほとんど力がかからないんで
ザックとして使用できない.
例によって修理に出す金もないんで,
自分で直してみる.
- ザック本体の布地は
たいしてゴツいものではないので,
ふつうの裁縫針でもぷすぷす易々とおる.
問題なのはベルトの部分で,
厚さ 3 ミリ二枚重ねの
バリスティックナイロンテイプを
貫通させなければならぬ.
つまりこのベルトとザックの布地を
まとめて縫い合わせるんで.
- 裁縫針を突き立ててみてもすぐに動かなくなる.
指ぬきで押してもなかなか貫徹しない.
しょうがないんで,
ラジオペンチで針をはさんで
ぐりぐりと押し込んでいく.
反対側に抜けたら,
こんどはそちらからペンチで引き抜く.
- かくのごとく面倒な作業を延々と続ける.
「これでいいかな」
という程度に縫いあわせるまでに,
数時間を費し
裁縫針 5 本折ってしまった.
太い針は折れにくいけど通りにくい.
むしろ細い針のほうがラクだ.
折れるけど.
最後に
縫目の周りに瞬間接着剤を擦り込む.
- 修繕完了.
あー,
疲れた.
ここまでやると,
北アルプスに行きたくなる.
さて,
どうしよう.
- その後も
北大には
断続的につながったりつながらなかったり.
- 夜は寝たり起きたり,
本読んだり
仕事したりしているうちに,
時刻はすでに 0400 すぎに.
- 今日の食卓
- 朝昼兼用 (1220):
切り干しダイコン・ジャガイモ・タマネギの
味噌汁.
だしは昆布と煮干.
- 晩 (1930):
味噌汁の残り.
厚揚げとニラの炒めもの.