ぎょーむ日誌 2000-04-27
2000 年 04 月 27 日 (木)
- 1030 起床.
曇り.
やれやれ.
生活リズムが変になって回復しない.
- 体重が 71.4 Kg まで増加.
原因として考えられることは
……
- 運動不足.
ここ 2 週間ほどの週末は
ほとんど部屋に閉じこもってた.
- 不規則な生活.
すぐに
空腹を覚えるようになった.
- 牛乳飲みすぎ.
毎日 1 リットルちかい.
依存症ですかね.
この三点かな.
牛乳太りは去年の夏にも体験したことだ.
- 東海村臨界事故の被曝者がまた一人なくなる.
「放射線」とかいうと
ふつーアルファ線とかガンマ線など
放射性元素が崩壊したときに生じる粒子や電磁波
を指すことが多い.
しかし,
今回の死因は中性子線であるようだ.
言うならば
東海村中性子爆弾事故,
かな.
あの「水ぬき」とかいう作業をやらされた
人たちも多量の中性子をくらっている.
減速材である水を抜くと
高速中性子が四方八方に飛び散るから.
- 昨年の事故報道 (ネットでしか見てないけど) で
一番衝撃をうけたのは,
この
「高速中性子はキケンで防ぎようがない」
という実に当り前のことなのでありました.
うん.
なんか
世界がひっくり返りましたねえ.
高エネルギーな世界をつくり出そうとすると
めんどーな高エネルギー粒子と
必ず向き合わねばならない
……
というような
人間の科学技術の物理学的な限界.
- ネット上での報道によれば,
昨日 26 日はチェルノブイリ事故から
ちょうど 14 年,
とのこと.
事故処理にあたった 86 万人のうち,
すでに 5 万 5 千人が死亡
(なんじゃあこれは
……
しかも,
そのうち 3 分の 1 が自殺という
……).
いまも多くの人々が
放射線障害で苦しんでいるらしい.
- 20 世紀の科学技術って,
何なんでしょうね.
そして輝ける生命科学の新世紀
を迎えるわけだ.
いやはや,
どんな不幸が発生することになるのやら.
- と思ったら,
癌研で投薬ミス.
死亡事故.
例によって例のごとく隠蔽工作.
- 1310 自宅発.
雨が降ってるのでゆっくり通学.
1345 研究室着.
- 学振とかに連絡とらねばならない.
面倒なのでファクシミリを出した.
- 甲山さんが Pasoh の樹木の空間分布特性で
何やら分類してみたいらしい.
果たして成長様式と関連がでるか.
ああ,
さっさと種子移動図のほうは
仕上げてしまわないと.
- 大学院生の人に同情してもらおうと
「助けてぇ」
と弱音をはくも,
まったく
相手にしてもらえず.
- 学振からは「ファクシミリじゃなくて電話しろ」
という木で鼻をくくったような返答.
じゃあ,
わざわざ電話してやると
メイルなら数行で終わるような
連絡事項伝えるだけの用事と判明.
あたま狂ってんじゃないの.
- 雑用を終えて昼飯というか夕方飯を食う.
Micro$oft は株価が下ると
stock option 持ってる社員の士気が低下して
頭脳流出しそうなので焦っているとの報道.
さて,
どうなることやら.
- 甲山さんが Code Warrior (Macintosh で動く compiler)
がヘンだというんで,
そんなのはヤメて Linux で計算したらどうですと
勧める.
テキストエディターとして
gvim (gtk という糖衣でコーティングされた劇薬 vi)
の使ってもらっているんだが
……
- 懸案の問題の状態遷移図でも書いてみれば
状況が整理されるだろうかと
試してみたものの,
ふたつの状態の掛け算が全状態数なので,
だめだこりゃあと投げてしまう.
- Nature に膨張宇宙論を支持する結果が得られたとのこと.
南極で 10 日ばかり気球をあげていると
宇宙の形に関する「決定的な証拠」が得られるそうだ.
うーん,
言いたい放題やってますねえ.
ま,
数年もしないうちにまた覆るんだろうけど.
ところで
「私たちの宇宙は平らだった」
「膨張後につぶれる恐れなし」
っていう
asahi.com の報道は
何かの諧謔のつもりなんだろうか.
- 結局,
今月いっぱいを浪費してしまったお絵描き問題.
やあ,
私も乃木将軍のお気持ちわかりますぞ.
203 高地は死屍累々.
なぜ小官はかくも無能なのか
……
ともかく
状態を整理して可能なかぎり単純化していかないと
「絵」すら描けない有り様.
昨日発見した「こんたみ」をうまく処理できるよう
変換プログラムを書き直す.
- 甲山さん
「Linux でのコンパイルって結構快適」.
そーでしょうとも.
プログラムが暴走したからといって
再起動する必要ありませんし.
- 東京出身の浦口さんと赤坂さんにあれこれと
関東の兵要地誌を教えていただく.
私が武蔵・相模に関する偏見を述べ
人外魔境だというふうに評すると,
故郷を愛する浦口さんはいたく立腹される.
- 2230 研究室発.
まだ雨が降っている.
2330 帰宅.
- 仕事はかどらんので,
引っ越し予定地域の環境汚染分布や震災時災害想定を
眺めては,
ああ何てところだと嘆息する.
- うう,
ついに夜中にも仕事ができなくなった.
自分の無能を直視できなくなった春の一日は
「♪〜みんなみんな無能なんだ」
と歌いながら
世界に無能が満ちていることを
確認したくなったのである.
- 今日の食卓
- 朝 (1120):
ニラ・モヤシの炒めもの.
麦飯って膨張率がすごい.
しかし腹が減るのも早いような.
- 昼 (1530):
弁当.朝と同じ.
- 晩 (2340):
朝昼と同じ.