ぎょーむ日誌 2000-04-26
2000 年 04 月 26 日 (水)
- 1030 起床.
曇り.
- 1200 自宅発.
晴れ.
1225 研究室着.
- あいかわらず fj.questions.unix で
(昨日は fj.unix だと思ってたんだけど
間違いでした)
再帰的な変更についての議論が続いている.
またまた勝手に引用
(Message-Id ぐらいはつけるべきか?).
それなら File:Find.pm も使って
perl -MFile::Find -e '&find(sub { rename($_, lc) if -f; }, @ARGV);' .
という one-liner はどうでしょう?ディレクトリ部分は面倒を
見てもらえるので楽になります。
他のバージョンとしては
find . -type f -print | \
perl -lne '($n = $_) =~ s|/[^/]+$|\L$&|; rename($_, $n);'
とか、
find . -type f -print | \
while read NAME
do
D=`dirname $NAME`
F=`basename $NAME`
(cd $D && mv $F `echo $F | tr '[A-Z]' '[a-z]'`)
done
なんかも…
- いまやってる仕事が終わったら Pasoh
のパラメーター推定やることになる.
期限切られる.
引っ越しもある.
時間がない.
- M$-E*cel なんかで
「テキストファイルとして保存」
すると,
横にバカ長いテキストファイルが
できることありますよね
(……って,
そもそも
そんなファイル作るんじゃないっ,
と言いたいケド).
いま苦闘してる種子移動のファイルは
こういうテキストファイルなんです.
こーいうファイルを「見る」には
どうしたらいいだろうか?
more とか less みたいなペイジャー?
高機能なテキストエディター?
いえいえ,
「見る」だけなら
Netscape Navigator のような web browser が
一番手軽だと思います.
横にスクロールしてくれるしね.
検索ぐらいはできないこともないし.
- ……
という
基本テクニックを忘れていたんで,
メモしてるわけです.
自分のために.
- とはいえ,
prn コマンドを駆使して印刷してしまったほうがマシかな.
``prn -4 -H320-132'' とか.
``-4'' は tabstop 数が 4,
``-H320-132'' は「紙を横置き (horizontal) にして,
横 320 文字かつ縦 132 行で印刷しろ」
という意味のオプション.
- ……
と「元データーをともかく俯瞰してみる」
工夫をあれこれやってみて判明したことには
……
ああ,
やはり記載方法に混乱があるじゃあないか.
元データーは
「種子の位置」に関するファイルと
「状態」に関する二ファイルに分離している.
それぞれ書式が決まっている.
ところが位置に関するファイルの中に,
状態に関する情報がところどころ混じっている.
「こんたみ」だ.
- 私の変換プログラムでは
そういった「間違い」項はトバされてしまう.
この点は私のミスだ.
ちゃんとエラーメッセイジ吐かせて
強制終了させるべきだった.
- しかし,
コンタミに関しては
おそらくデーター入力した人が
M$-E*cel の book 形式において,
あれこれと変換作業してたときのミスだ.
book 内の sheet 間の参照とかで失敗してるのかも.
うええ,
気分悪い.
ちくしょう E*cel-book 形式などというものが,
どうしてこの世界に普及してしまったんだろう.
- E*cel の場合,
まず spread sheet という
「見てくれ」
が規定されていて,
(ごちゃごちゃとした二次元配列というカンジの)
データー構造をそれに合わせる,
という発想だよね.
E*cel-book ってのは
それではうまく対応できない
ややこしいデーター構造をでっちあげるための,
まぁ苦肉の策みたいなものだと思う.
- いやはや.
「便利だ便利だ」
とかもてはやされているけれど
その程度じゃないの.
使ってる人はこういう
「データーの見え方がデーター構造を制約してる」
って限界を認識してるんだろうか.
- M$-E*cel のせいで
まともなデーターベイスソフトウェアが
生態学者のあいだで普及しなかったんじゃないか.
何でもかんでも
E*cel-book にすりゃあいいって
モンじゃあないでしょう.
ああ,
だんだん怒りがこみあげてきた.
- LTER でデーター共有とか言ってるけど,
こんなけったいな書式使ってるかぎり絶望的.
- 私がデーター入力するなら,
まず何よりデーター構造をよく考える.
「見てくれ」など
あとからどうにでもなるのだから
(変換プログラムを書けばよいだけ).
ああ,
だけど
「何でも E*cel」な
E*celian なヒトたちって
「見てくれ」重視にひきずられて,
データー構造とかあまり考えてないんでは.
ステレオタイプな見方って気もするけど,
ひょっとしてケイ線大好きな日本的な
どーのこーのというような
……
- いずれにせよ,
天然痘やウリミバエは根絶できても
E*cel 狂信者は殲滅できそうにない.
意外に思われるかもしれないけど,
科学の世界においては
「考えなければ使えない手法」
は
「考えなくても使える手法」
に駆逐されていく傾向がある.
これは良きものをもたらすこともあれば
(対数計算とか
微分方程式の記号的解法とか
ファインマンダイアグラムとか),
悪しきをもたらすこともある
(平均場近似とか統計パッケイジとか).
- 「とりあえず何でも E*cel に入れてしまえば」
という発想.
確かに
データーベイスを設計するよりも
魅力的に見えるんだろうな.
Linux なんかで使える freeware である
gnumeric にも book 形式が
標準的な書式として採用されてしまったし.
- E*celian には
事例ごとに対処していくほかない,
やれやれ.
と諦観の域に達する.
- さーて,
どういう変換すればいいのかなあ.
- 考えがまとまらないうちに空腹になったので帰宅.
2030 研究室発.
2110 帰宅.
- 今日は早く寝ようとするんだけど眠れん.
- 0500 ごろには寝てたようだ.
- 今日の食卓
- 朝 (1110):
キャベツ豆腐炒め.
- 昼 (1530):
弁当なので朝と同じ.
- 晩 (2150):
朝昼と同じ.