卒論半自動生成術 ─大学の困った人々 (I)─

今日はたおれた旅人たちも……(未完)

(作成19990222)

    最後の激突について語るすべを持たないと君は言うのか.
毒を多量に含んでいるにせよ「お笑い」を 主成分にすることが未だどうしてもできないのです. いかなる努力をもってしても. かと言って, 自らの「正義」を絶叫し連呼できるほど ご立派な存在にもなれそうにありません. たとえ酩酊していたとしても.
    世のすべてを不真面目に捉えようと決意している 一大学院生の言葉とも思えないのだが.
あるいは修行がまだまだ足りないのかもしれません. だからこそ, 他人をタテにとった 下らない脅迫に膝を屈する人間だと, またしてもナメられてしまったのかもしれませんが.
    詳細は知らないんだけど, 君自身の反抗心に満ちた行いは その帰結において 君を除くすべての関係者に 何らかの「利益」をもたらした, そういう話は聞いたぞ.
私自身に関してはアルコール依存症が進行し, その帰結において 体重の少なからぬ増量がもたらされた, そういう話はあまり知られていません.
    ふむ. 以前に君から拝聴させていただいた 「愚かしさとその罰を享受する有資格者」 に関する 含蓄に満ちた箴言を思い出したよ.
この悪しき世界の現状に それを適用するのは勘弁してください. あまりにも皮肉がきつすぎるようです.
    そして 君はいま少し その悪しき世界とやらのどん底で 仔豚のごとく きーきーと鳴きながら 這いずり回らなければならぬようだな.
同情を装うはやめていただけますか. たったひとりででも, いかなる状況すらも 必ず切り抜けてご覧にいれますよ. 私なればこそ可能 という狂信だけは, いまだ失われていませんので.
    よき旅を. この一言ばかりは, けして皮肉のたぐいなどではなく.

(未完)


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