【名称】日本計量生物学会2010年度大会特別セッション
〈農学・生態学・進化学でのベイズ統計手法の応用に関する諸問題〉
【主催】日本計量生物学会（ http://wwwsoc.nii.ac.jp/jbs/index_i.html ）
【日時】２０１０年５月２２日（土）午後２時半～５時
【場所】統計数理研究所・大講義室（東京都立川市）
http://www.ism.ac.jp/
アクセス：http://www.ism.ac.jp/access/index_j.html
【趣旨】
生物統計学の近年の応用研究では，ベイジアンＭＣＭＣに代表される計算
統計学的手法を用いたベイズ推定がさまざまな応用分野に適用されるよう
になってきた．とりわけ，コンピューター・ハードウェアの高性能化と使
い勝手のよいソフトウェアの普及により，農学・生態学・進化学の分野で
は最近十年の短期間に急速にこれらのベイズ統計学の手法が浸透している．
今回の特別セッションでは，これら生物統計学の分野でいま先導的な研究
を進めている若手の研究者に，ベイズ統計学をそれぞれの問題状況で用い
るときに生じる理論的問題と実践的問題について話題提供をしていただき，
分野を越えて共通する問題点について議論を深める場にしたい．

【演者・演題】　※演者確定，演題仮題，順序確定
１）岸野洋久（東京大学）「ベイズ統計手法の応用の現状と展望（仮）」
２）北門利英（東京海洋大学）「水産資源学におけるベイズモデリング（仮）」
３）林武司（農業生物資源研究所）「ベイズ手法を用いた遺伝育種研究（仮）」
４）田辺晶史（筑波大学）「ベイズ法をもちいた系統進化の解析（仮）」
５）伊東宏樹（森林総合研究所）「植物生態学とベイジアンＭＣＭＣ（仮）」
６）久保拓弥（北海道大学）「集団動態のベイズモデリング（仮）」

【司会】三中信宏（オーガナイザー：農業環境技術研究所）
【進行】趣旨説明２分，各講演２０分，個別質疑３分，総合討論１０分