自由集会 (第46回日本生態学会大会・松本)

[Computational Eclogy]

──なぜ生態学の研究に計算機を用いるのか──

「計算生態学」

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(1999.03.25 09:30更新)
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1999年3月27日16時30分より (B会場)
企画者: 久保拓弥 (北大・地球環境)・ 佐竹暁子(九大・理・生物)
1999年2月21日: 開設.


企画の趣旨

「ディジタル化・電子化された文房具」あるいは「データー流 しこんで全自動統計処理してくれる便利なキカイ」として, いまや計算機は生態学の研究に欠かせぬ道具となった……し かしながら,生態学における計算機の役割とはそれだけでは ない.この集会では,生態学者が自分の調査結果とアイデア を説明する「モデルの世界」を作り出す道具としての計算機 について議論したい.計算機を縦横に駆使するだけでなく, その中に自分自身で考えた「モデルの世界」を構築しておら れる二人のかたに話題提供をお願いした.「計算してみて分 かることは計算すればいい」という明快さをいったいどのよ うにして実現されているのだろうか.プログラム開発環境を 利用して自前のモデルを構築し、咀嚼された観測データをそ のモデルに沿って再構成するとき,従来の(方程式を解かせる ような)「数値計算」とはまったく異なる「計算機」の相貌が あらわれる.

話題提供者

竹中明夫 (国立環境研)
「植物の3次元構造と機能: 各器官の相互作用とシミュレーションの役割」
要旨

河田雅圭 (東北大・理・生物)
「生態・進化における複雑な相互作用研究と シミュレーションの役割」
要旨

生態学と計算:ネット上の参考資料


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